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【WIRELESS JAPAN 2003 Vol.11】KDDIが地上デジタル放送対応の携帯端末を展示

2003年07月18日 00時00分更新

文● 編集部 伊藤咲子

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KDDIブース
KDDIブース

KDDI(株)のブースでは、同社とNHK放送技術研究所が共同で開発した、地上派デジタル放送受信機能を搭載した携帯端末を参考出展していた。XHTMLをサポートした『BMLブラウザ』を搭載し、デジタル放送の番組を見るだけでなく、EZwebの電子番組表から好きな番組を選択したり、番組を視聴しながらチャットをするといったことが可能だ。

OSは、“T-Engine”プラットフォーム(※1)のリアルタイムOS“T-Kernel”を採用する。IEEE802.11b対応の無線LANカードとPHS/cdmaカード用スロットを備え、デモではノートパソコンが放送コンテンツサーバー役となり番組を配信していた。本体サイズは幅91×奥行き59×高さ144mm、重量は660g。製品化の時期について説明員は、「順番として、家庭に地上波デジタル放送対応のテレビが普及してからではないか」という。

※1 TRON OSをベースとした組み込みシステム向けの標準開発プラットフォーム



EZwebの電子番組表電子番組表で選択した番組を表示通信・放送サービス連携の例


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