NTTドコモブース |
(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)のブースでは、携帯電話やPHSの新製品のほか、次世代カーテレマティクスサービスが参考出展されていた。
専用端末『通信モジュール内蔵テレマティクスユニット』をクルマに設置し、NTTドコモのDoPa網経由で、リアルタイムに走行距離/位置/速度等のデータをクルマから収集するというもの。また、パソコンや携帯電話を使い、ドアロック/ヘッドライト/ハザードなどを遠隔操作することも可能だ。専用端末は(株)データ・テックが製造したもので、システムは翼システム(株)が構築した。NTTドコモの説明員は、「普通のクルマに“後付け”できるのが、このシステムの特徴。展示では2つのユニットで構成されているが、商用化をする場合はそれらを一体化し、ダッシュボードなどに入れて使うことも可能だろう。調査会社や自動車保険会社など、法人に販売できれば」と話す。商用化の時期については、「(翼システムが)2003年度中を目標にしている」という。
通信モジュール内蔵テレマティクスユニット | 車輌情報管理画面。エンジン回転数や走行距離などのデータを収集することができる | |
遠隔操作のためのボタンがパソコンの画面に表示される | クルマのヘッドライトがパソコンからの操作で点灯 |