「All-In-Wonder RADEON 9800Pro」 | インターフェイスはDVI、アンテナ入力、AV入出力(音声を含む)の4つ | |
リモコンが付くなど付属品の類も既存のシリーズと同じようだ | 採用ビデオカードが同等の仕様であればお買い得な一品だ |
ATIから、もはや“お約束”となりつつある同社のTVチューナ/ビデオキャプチャ機能搭載ビデオカード「All-In-Wonder RADEON 9800Pro」が発売された。もちろんシリーズの最上位モデルとなる。
先に発売となった「All-In-Wonder RADEON 9700 Pro」とは、GPUが変更されたこと以外に基本的な機能は変更されていないようで、もちろんコンポーネント出力にも対応する。基板はお馴染みの赤いものに、PHILIPS製のTVチューナーユニットを搭載したお決まりのスタイル。メモリは128MB DDRメモリを搭載し、AGP 8x、DirectX 9.0をサポートする。
詳細は不明だが、GPUが“RADEON 9800Pro”と同じだとすればコアクロック380MHz/メモリクロック680MHzになると思われる。インターフェイスはDVI、アンテナ入力、AV入出力(音声を含む)の4つで、VGA出力を使う場合は付属のDVI-VGA変換アダプタを使用する。
さらに、もうひとつの特徴として価格の安さがあげられる。各メーカーから多数発売されている「RADEON 9800Pro(128MB)」は、現在の市場価格が約4万6000円~5万円程度。今回発売された「All-In-Wonder RADEON 9800Pro」は、クレバリー1号店で5万1480円、OVERTOPで5万1667円、高速電脳で5万1800円といずれも「RADEON 9800Pro(128MB)」とあまり変わらない。前述のように、ビデオカードとしての仕様が未知数の段階ではっきりとはいえないが、同等の仕様であればお買い得な一品ということになるだろう。ちなみにTSUKUMOeX.では、週末にデモを行うということだ。
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