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シャープ、タッチパネルを搭載した12.1インチSVGA液晶ディスプレー『LL-T1200T』など2製品を発売

2003年07月16日 20時29分更新

文● 編集部

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シャープ(株)は16日、コストパフォーマンスの高い抵抗膜方式のタッチパネルを搭載した12.1インチSVGA液晶ディスプレー『LL-T1200T』と、同15インチXGA液晶ディスプレー『LL-T15TRS』の2製品を発売すると発表した。LL-T1200Tを25日に、LL-T15TRSを22日に発売する。価格はオープン。編集部による予想販売価格は、LL-T1200Tが9万円前後、LL-T15TRSが7万5000円前後。

『LL-T1200T』
『LL-T1200T』

『LL-T1200T』は、押したとき変化する電気抵抗分布から位置を検出する“抵抗膜方式”のタッチパネルを搭載した液晶ディスプレー。タッチパネルの透過率は約80%で、タッチ耐久性は約1000万回。本体にタッチパネルコントローラーを内蔵しており、パソコンとはシリアル(D-Sub9ピン)で接続する。対応OSはWindows 98/Me/2000/XP。液晶パネルは12.1インチSVGA(800×600ドット約1619万色)で、ドットピッチは0.3075mm。輝度は280cd/m2、コントラスト比は350:1。視野角は上下90度、左右120度。応答速度は40ミリ秒。VGAモードの画面を拡大表示する際のにじみなどを抑えるデジタルスケーリング機能を搭載する。インターフェースはアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)。水平同期周波数は31.5k~37.9kHz、垂直同期周波数は60Hz。電源はAC100Vで専用ACアダプターを利用する。消費電力は最大16W(待機時2W)。本体サイズは幅291×奥行き192×高さ220mm、重量は約2.7kg。角度調整は上向きに約15度から40度まで行なえる。

『LL-T15TRS』
『LL-T15TRS』

『LL-T15TRS』は、15インチ液晶パネル搭載モデルで、タッチパネルの透過率は約83%。タッチ耐久性は約100万回。解像度はXGA(1024×768ドット約1619万色)で、ドットピッチは0.297mm。輝度は215cd/m2、コントラスト比は350:1。視野角は上下150度、左右160度。応答速度は30ミリ秒。インターフェースはアナログRGB(ミニD-Sub15ピン)。水平同期周波数は31.5k~60kHz、垂直同期周波数は60~75Hz。電源はAC100Vで専用ACアダプターを利用する。消費電力は最大33W(待機時2.5W)。本体サイズは幅368×奥行き185×高さ375mm、重量は約4.8kg。角度調整は上向きに30度まで、下向きに5度まで行なえる。回転は左右90度。

同社では、オフィスでの利用のほか、企業や店舗の受付端末、図書館などの情報検索端末、行楽地の観光案内端末、イベント/展示会場の案内端末などで利用できる端末操作用ディスプレーとして販売する。

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