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NEC、A3カラーレーザープリンター『カラーマルチライタ9700C』を発売

2003年07月15日 21時41分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は15日、毎分24ページ(A4横)のカラー印刷が行なえるA3対応カラーレーザープリンター『カラーマルチライタ9700C』の販売を同日付けで開始すると発表した。価格は29万8000円。併せて、販売中のA4対応カラーレーザープリンター『カラーマルチライタ7500C』の価格を5万円値下げし、24万8000円にすることも発表した。

『カラーマルチライタ9700C』
『カラーマルチライタ9700C』

『カラーマルチライタ9700C(Color MultiWriter 9700C)』(PR-L9700C)は、用紙の搬送経路を短縮した新開発のタンデムエンジンと、64bit RISCプロセッサー(RA5261A-300MHz)を搭載し、A3で毎分13枚、A4横で毎分24枚、オプションの両面印刷ユニット『PR-L9700C-DL』(価格は5万円)により毎分20枚(A4横)の両面印刷を行なえるのが特徴。解像度は1200dpi×1200dpi(高精細モード)で、多値制御により9600dpi×600dpi(高画質モード)に対応する。SET(Sharp Edge Technology)によるスムージング処理も可能。トナーの形状を平均径6.5μmの球形に均一化した重合法トナー“EA(Emulsion Aggregation)トナー”を採用し、画質を向上させたという。対応用紙サイズは最大A3で不定形用紙の給紙に対応しているほか、再生紙/厚紙/長尺紙の印刷も行なえる。

インターフェースは、双方向パラレル(IEEE1284準拠)、10/100BASE-TX、USB 2.0(Hi-Speed)を装備し、IEEE 802.11b無線LANカード『PR-WLX-13』(価格は4万9800円)を装着できる専用拡張スロットも用意する。コマンド体系はWindows専用言語(NMPS対応)とNPDL Level2(201PLエミュレーション含む、モノクロのみ)に対応し、Windows 95/98/Me/2000/XP/NT 4.0、Windows Server 2003用のプリンタードライバーソフトが付属する。PC-9801シリーズ(MS-DOS 3.3以上)ではモノクロ印刷が可能。電源はAC100Vで、消費電力は最大1100W(平均400W)。ファーストプリント時間は12.5秒以下。本体サイズは幅678×奥行き631×高さ473mm、重量は約60kg。

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