Gigabyte、Soltek、Albatron、ASUSTeKに続き、MSIからも“KT600”マザー「KT6 Delta-LSR」が発売された。基板にいくつか見られる空きパターンから判るように、機能を抑えた低価格版。いずれのベンダも最初の製品は省機能バージョンとなっているのがここまでの“KT600”マザーの特徴となっている。
「KT6 Delta-LSR」。South Bridgeは“VT8237” | おそらくPromice製Serial ATAチップとIEEE1394用と思われる空きパターン | |
Broadcom製“BCM4401”チップ。10/100base-TXまで | マニュアルは内容は完備しているものの暫定的なもの |
South Bridgeは“VT8237”。Serial ATAインターフェイス2ポートを持ち、RAIDにも対応。空きパターンを見る限り、このほかにPromice製Serial ATAチップとIEEE1394機能を持つバージョンが登場してくるものと思われる。Broadcom製“BCM4401”チップによるイーサネット機能もそなえるが、こちらもギガビットイーサではなく10/100base-TXまでの対応となっている。
拡張スロットはAGP×1、PCI×5、DIMM×3。どうやら緊急出荷に近い状態であったらしく、確認した製品に付属しているマニュアルはコピーをクリップで綴じただけというもの。いずれは正式な日本語マニュアルが添付されたバージョンに切り替わるものと思われる。価格はTSUKUMO eX.で1万2199円。
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