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NTTネオメイト、HDデータ消去サービス“Neo'z NEODELETE”がUNIXにも対応

2003年07月08日 23時34分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ ネオメイトは8日、HDデータ内容を消去するサービス“Neo'z NEODELETE(ネオッツ ネオデリート)”をUNIXサーバーに対応させ、10日にサービスを開始すると発表した。これは同社が2002年に開発したPC/AT互換機用のHDデータ内容消去ソフトの機能とノウハウを基に、米サン・マイクロシステムズ社製のUNIXサーバーに対応したデータ内容消去ソフトを開発し、サービスを開始するもの。

データ消去方式は、“標準グレード”が米国防総省のセキュリティーガイドラインに準拠してデータ内容を4回上書きし、“ハイグレード”ではGutmann方式でデータ内容を36回上書きする。対象機種は、SPARCプロセッサー(32/64bit)とCD-ROMドライブを搭載したUNIXサーバーで、HDDのインターフェースにIDEまたはSCSIを採用したモデル。サービスメニューは、ユーザーの指定した場所まで出向いて作業を行なう“出張メニュー”と、同社指定の運送会社が専用梱包箱を利用して封印を施したうえで最寄りのネオメイト専用工場に帆走し、作業を行なう“お預かりメニュー”を用意する。お預かりメニューでは、ユーザーの作業立ち会いや、インターネット経由のライブ映像による監視も可能という。サービス対象エリアは西日本エリア(富山/岐阜/静岡県以西の30府県)と首都圏。

料金は、作業の実施形態や台数による個別見積もりとなる。たとえば、HDが10台で、出張作業を行なった場合では、データ消去料金が5万円、出張料金が7000円などとなる。同社ではホスティングサービスを提供するデータセンターなどが、エンドユーザー向けの付加価値サービスとして提供するといった用途にも利用できるとしている。

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