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【人気記事ランキング(6月30日~7月6日)】『Netscape 7.1』/『Mozilla 1.4』が話題に

2003年07月08日 21時02分更新

文● 編集部

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「日刊アスキー Linux」で先週1週間によく読まれた記事のランキングをご紹介する【人気記事ランキング】。先週1週間のLinux界の話題をまとめてお伝えする。

『Netscape 7.1』スクリーンショット

先週の1位は、『Netscape 7.1』と『Mozilla 1.4』公開のニュース。4月に公開されたMozilla.orgのロードマップによれば、今後はこの『Mozilla 1.4』が安定版として提供される一方、新しいアーキテクチャ“GRE”(Gecko Runtime Environment)をベースとした次期バージョンの開発が行なわれることになる。

なお、『Netscape 7.1』は7月1日にはWindows版のみが公開されていたが、8日現在ではLinux版も提供されている。

先週2位は、(株)プロトンが28日に発売するWebログ解析ツール『Urchin 5』日本語版のニュース。『Urchin 5』は米Urchin Softwareが開発している製品で、WebページにJavaスクリプトを追加することで、クライアントPCのキャッシュから開いたページについてもアクセス数にカウントできるのが特徴だ。

先週3位には、Java統合開発環境『Sun ONE Studio 5, Standard Edition』の記事がランクイン。オープンソースのJava開発環境『NetBeans 3.5』をベースに開発された製品で、XMLメッセージングのためのJava APIなどをサポートしており、JavaベースのWebアプリケーション開発に利用できる。



LindowsOSスクリーンショット

先週4位は、いよいよ日本語ベータテスター募集も開始された『LindowsOS 4.0』の記事。8日からは日本語ベータテストの申し込み受け付けも開始されている。ベータテスト応募のページには、エッジ(株)独自の使用許諾契約が掲載されているが、これは間違い。同社広報担当者によると「早急に新しいものに差し替える。これまで申し込まれた方にも使用許諾を変更したことを連絡するようにする」とのことだ。



IPv6対応『SL-C700』

先週5位には、6月30日~7月4日まで行なわれた“NetWorld+Interop 2003 Tokyo”に出展されていたIPv6対応ザウルスの記事がランクイン。これはKDDI(株)が行なっているIPv6実証実験向けに提供されているもので、現在のところ一般には提供されていないが、今後ソフトウェアのバージョンアップで対応するといったことが検討されているそうだ。



『ZebOS』を搭載した『OpenBlocks』

ほかにも、“NetWorld+Interop 2003 Tokyo”会場では、Linuxベースのソフトウェアルータ『ZebOS』やNTTコムウェア(株)の小型Linuxサーバ『L-Box』、横河エンジニアリングサービス(株)のRADIUSサーバアプライアンス『As-F』、新しいItanium 2を搭載したサーバなども展示されていた。


ランク 掲載日 タイトル
1位 2003-07-01 ジャンクメールフィルタを搭載した『Netscape 7.1』登場──『Mozilla 1.4』も正式リリース
2位 2003-07-01 プロトンがWebログ解析ツール『Urchin 5』を発表
3位 2003-06-27 サン・マイクロシステムズ、Java開発環境『Sun ONE Studio 5, Standard Edition』を発売
4位 2003-06-25 米Lindows.com、『LindowsOS 4.0』発売──日本語版は7月8日よりベータテスター募集
5位 2003-07-04 【NetWorld+Interop 2003 Tokyo Vol.13】ザウルスもIPv6対応? ──シャープがUSAGIスタック搭載ザウルスを出展

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