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【NetWorld+Interop 2003 Tokyo Vol.14】NTTコムウェアが小型Linuxサーバーを使った動画受信デモ

2003年07月04日 22時28分更新

文● 編集部 阿蘇直樹

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エヌ・ティ・ティ・コムウェア(株)(NTTコムウェア)は、Linuxカーネル2.4.18を組み込んだ小型サーバー『L-Box』を出展していた。

NTTコムウェアの小型Linuxサーバー『L-Box』。本体の上には、CFタイプの無線LANカードとFOMAカードが刺さっているNTTコムウェアの小型Linuxサーバー『L-Box』

『L-Box』は、2001年10月よりサンプル出荷されていた小型Linuxサーバー。10/100BASE-TXのEthernetポート×2やシリアルポート×1、PCカードスロット×1、コンパクトフラッシュカード型無線LANカード専用のスロット×1などを搭載している。本体サイズは幅68×高さ119×奥行き98mmで、SH4-200MHz、32MBのフラッシュメモリー、16MBのRAMを搭載する。ソフトウェアはDHCPサーバー、FTPサーバー、telnetサーバー、SSHサーバー、ウェブサーバーのほか、PPPoEクライアント、簡易ファイヤーウォール、エディターなどが収録されている。設定はウェブブラウザーを通じて行なう。

『L-Box』の各種設定画面
『L-Box』の各種設定画面

『L-Box』の価格は4万9800円で、7月7日より出荷される。販売はNTTコムウェアおよび同社グループ企業に加え、家電や携帯電話の量販店とも販売代理店契約を締結し、販売網を広げるという。

NTTコムウェアブースでは、パソコンに接続したUSBカメラで動画を撮影し、無線LANで『L-Box』に送信、『L-Box』からFOMAカードでインターネットに送信し、パソコンや携帯電話で受信するというデモが行なわれていた。

デモのようす。左手奥に設定用ノートパソコンとUSBカメラからの画像送信用ノートパソコンが設置されており、正面にあるディスプレーでインターネット経由で受信した画像を表示している。右手前にある携帯電話でも動画を受信している
デモのようす。左手奥に設定用ノートパソコンとUSBカメラからの画像送信用ノートパソコンが設置されており、正面にあるディスプレーでインターネット経由で受信した画像を表示している。右手前にある携帯電話でも動画を受信している

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