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東京都古書籍商業協同組合、組合員向け取引システムに『Turbolinux Enterprise Server 8 powered by UnitedLinux』を採用

2003年07月04日 19時09分更新

文● 編集部

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ターボリナックス(株)は4日、東京都古書籍商業協同組合の組合員向け古書取引システムとして、同社のサーバーOS『Turbolinux Enterprise Server 8 powered by UnitedLinux』とフェイルオーバークラスターソフト『Turbolinux 8 CLUSTERPRO SE』が採用されたと発表した。9月1日から稼動する。

古書取引システムの構成図
古書取引システムの構成図

従来の古書取引は、入札確認や支払いは帳簿を使って電話やファクスにより行なわれていた。同システムの導入により、取引の履歴管理、支払いの精算をネットワーク上で行なうことが可能となり、事務作業の合理化と取引の効率化が可能になるという。今後、同組合では、古書取引市場そのものの電子化、会員管理、ポータルサイトなどへのシステム拡張を予定している。ターボリナックスによると『Turbolinux Enterprise Server 8 powered by UnitedLinux』をプラットフォームに採用した古書取引システムの費用は、ハードウェア、ソフトウェアの導入費、ディスク共有システムの構築、サポートまで含め、従来のUNIXを中心としたシステムで構築した場合の約半分程度という。

システム構築は(株)スリー・エー・システムズが担当した。スリー・エー・システムズでは、同システムに続き、都内5ヵ所の古書会館をネットワークで結び、古書籍の取引を行なうシステムの構築を進めている。

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