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東芝、使用済みパソコンの回収と再資源化の取り組みについて発表

2003年07月04日 17時14分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)東芝は4日、10月1日の“資源の有効な利用の促進に関する法律”の改正施行に伴い、家庭から排出される同社製の使用済みパソコンの回収と再資源化の取り組みについて決定したと発表した。

同社は、回収専門の受付窓口として新たに“東芝dynabookリサイクルセンタ”を設置し、(社)電子情報技術産業協会(JEITA)が日本郵政公社と提携して構築した回収システムを利用し、“ゆうパック”による戸口からの回収を行なうとしている。回収した使用済みパソコンは、全国のリサイクル施設で再資源化処理を実施するという。

具体的な処理方法としては、10月1日以前に購入した同社製パソコンを廃棄する場合は、“東芝dynabookリサイクルセンタ”に、電話、FAX、同社ホームページから回収の申し込みを行ない、申し込み後に郵送される回収/再資源化料金振込用紙にて、郵便局/コンビニエンスストアから料金を支払う。なお、ホームページから申し込む場合は、クレジットカードによる支払いも可能。料金の振込後に届く専用“ゆうパック伝票”を梱包箱に添付し最寄の郵便局(簡易郵便局を除く)に持ち込むか、“ゆうパック伝票”記載の郵便局に電話にて戸口回収を依頼することで、回収が行なわれる。なお、戸口回収の場合でも追加料金は不要。回収された製品は、全国のリサイクル施設で再資源化処理を実施するという。

回収/再資源化料金は、ノートパソコンが3000円、デスクトップパソコンが3000円、液晶ディスプレーが3000円、液晶ディスプレー一体型パソコンが3000円、CRTディスプレーが4000円、CRT一体型パソコンが4000円。なお、出荷時に同梱されていた標準添付品(マウス、キーボード、スピーカー、ケーブル等)がパソコンと同時に排出された場合は、パソコンの付属機器として併せて回収するという。
また、10月1日以降に同社が発売する新製品には、JEITAが定めた“PCリサイクルマーク”が貼付される。10月1日以降に購入した“PCリサイクルマーク”付き同社製パソコンを廃棄する場合も、回収の流れについては上記と同じだが、排出時には料金の負担なしに廃棄することが可能。

なお同社は、リサイクルマーク無しの同社製品を購入したユーザーのうち、希望者に、10月1日以降に有料でリサイクルマークシールの斡旋販売を行なう予定という。

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