(株)日立製作所とシスコシステムズ(株)は25日、ネットワークの構築および運用を容易にする目的で、日立のシステム運用管理ソフトウェア『JP1』とシスコのネットワーク管理ソフトウェア『CiscoWorks』とを連携させるプログラムを共同で開発したと発表した。日立は同プログラムを『JP1/Cm2/Extended Management for Network Devices』として製品化し、27日に販売を開始する。価格は50万円。7月31日に出荷を開始する。
『JP1/Cm2/Extended Management for Network Devices』は、システム管理とネットワーク管理を統合し、運用や保守に要する負担やコストを軽減するプログラム。『JP1』のネットワーク管理基盤ソフトである『JP1/Cm2/Network Node Manager』と『CiscoWorks』との機能連携により、『JP1/Cm2/Network Node Manager』上から、シスコのスイッチ『Cisco Catalyst 6500』などのネットワーク関連製品の状態管理や障害検知が行なえるという。これによって、ネットワーク管理システム構築に要するコストや時間の削減と、ネットワーク管理者の負担軽減を図る。対応OSは、Windows 2000、HP-UX、Solaris。
