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日本IBM、POWER4+プロセッサーを搭載したUNIXワークステーション『IBM IntelliStation POWER 9114 モデル275』を販売開始

2003年06月25日 20時42分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は25日、同社の64bitプロセッサーPOWER4+を搭載したUNIXワークステーション『IBM IntelliStation POWER 9114 モデル275』の販売を同日付けで開始すると発表した。製品の出荷は7月25日から。B.T.O.方式で販売し、最小構成時の価格は165万5500円。

『IBM IntelliStation POWER 9114 モデル275』『IBM IntelliStation POWER 9114 モデル275』

『IBM IntelliStation POWER 9114 モデル275』は、動作クロック周波数が1.0GHz~1.45GHzのプロセッサーPOWER4+を搭載したワークステーションで、自動車や航空機の設計、構造解析などの用途向けの製品。1.45GHzで動作するPOWER4+を2個まで搭載でき、内蔵HDDは4台まで(最大587GB)、メモリーは最大16GBまで搭載可能。グラフィックスカードは、2D処理向けの『POWER GXT135P』、3D処理向けの『同4500P』『同6500P』から選択できる。ハイエンド向けの『POWER GXT6500P』は、銅配線技術を採用したジオメトリーエンジンを搭載し、OpenGLとgraPHIGSをネイティブサポートするほか、機械系ハイエンド3D CADソフト『CATIA V4/V5』に最適化されているのが特徴。最大2048×1536ドット1670万色表示に対応する。

光ドライブはDVD-ROMドライブを標準装備(オプションとしてDVD-RAMドライブも装備可能)。ディスプレーは、21インチCRTディスプレー『P260』『P275』、20.1インチUXGA液晶ディスプレー『L200P』、15インチ液晶ディスプレー『T560』『T541H』『T541D/A』から選択可能。インターフェースは、シリアル×3、パラレル×1、SCSI×2、10/100BASE-TX×1、1000BASE-T×1などを装備する。拡張スロットは、PCI-Xスロット×6を搭載する。

本体サイズは幅201×奥行き651×高さ533mmで、重さは35.5kg(最小構成時)。電源はAC100~127V。プレインストールOSは、AIX 5L V5.1。最小構成は、POWER4+-1.0GHz×1、2GBのメモリー、36.4GBのHDD、DVD-ROMドライブ、『POWER GXT4500P』、『L200P』ディスプレーで、価格は165万5500円。AIXのライセンス使用料金と1年間のAIX保守料金が含まれる。

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