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クラムワークス、Linux搭載のフラッシュROMカートリッジ『Magic NC Plus for Desktop』を発売

2003年06月25日 17時03分更新

文● 編集部

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(有)クラムワークスは25日、デスクトップパソコンのIDEポートに装着することで、ウェブブラウザー『Mozilla 1.0.2』を起動したり、X Window System(X11)やWindowsのアプリケーションを遠隔操作したりできるセルフブートのフラッシュROMカートリッジ『Magic NC Plus for Desktop(マジックエヌシープラス デスクトップ版)』の販売を同日付けで開始すると発表した。オンラインショップと製品取扱店を通じて販売する。価格はオープンプライス。オンライン直販での価格は1万3800円。

製品画像
『Magic NC Plus for Desktop』を装着したところ

『Magic NC Plus for Desktop』は、2002年9月に発表した『Magic NC』の上位版。LinuxベースのROM OS(Linux 2.4.20)と『Mozilla 1.0.2』、日本語入力システム“Canna”、PDFビューワー『Xpdf』などを64MBのフラッシュROMに格納している。IDEポートに装着することで自動的に起動し、ウェブブラウザー、電子メールの送受信、HTMLエディター、アドレス帳などの機能を利用できる。LANカードやグラフィックスカード、サウンドカードは起動時に自動で検出する。『Macromedia Flash』や『RealPlayer』を利用したストリーミングビデオ再生にも対応している。X Window SystemやWindowsのアプリケーションを遠隔操作できるターミナル機能も搭載する。

対応機種は、ターミナル機能のみを使用する場合、Pentium-100MHz以上のプロセッサーを搭載し、メモリーが48MB以上のPC/AT互換機。内蔵ブラウザーの『Mozilla』を使用する場合は、CeleronまたはPentium II以上と120MB以上のメモリーが必要。フラッシュROMの容量は64MBで、空き容量の約32MBがユーザー領域となる。電源は5Vで、消費電力は最大325mW(待機時35mW)。本体サイズは幅56×奥行き8×高さ29mmで、重さは約12g。耐衝撃性は1000G、耐振動性は15G。電源ケーブルが付属する。

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