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アイ・オー・データ機器から“XVD”形式へのエンコードが可能なビデオキャプチャカードが発売!

2003年06月21日 23時07分更新

文● HINOMOTO

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「GV-XVD/PCI」
XVD形式を採用したビデオキャプチャカード「GV-XVD/PCI」

 アイ・オー・データ機器から、XVD形式へのエンコードをハードウェアで可能にしたビデオキャプチャカード「GV-XVD/PCI」が発売された。現在TSUKUMOeX.では、このカードを利用したデモも行なわれている。



ブラケット部 エンコードチップ
インターフェイス構成はS-Video/コンポジットの他ステレオピンジャックエンコードチップには、Texas Instruments製「TMS320C6415GLZ」を搭載

 XVDとはムービーの新しい圧縮形式ことだが、MPEG2などの形式と比較しても圧縮率が高く、圧縮後のファイルサイズは状況にもよるが、今流行りのDiVXやWMV9と比較しても遜色はなさそうだ。パッケージにもそれらを売りにするような「高画質ムービーをCD-R(700MB)に2時間」「高画質ムービーをDVD-R(4.7GB)に14時間」などといった記述も見られる。また、XVDでのリアルタイムキャプチャはもちろんだが、AVIなど他の形式で編集したムービーもカード上のチップを利用してのエンコードが可能なのはうれしいところだろう。



パッケージ
パッケージは変わった形状のものを採用している

 主なスペックはキャプチャ解像度が720×480ドット/480×480ドット/352X480ドット/352X240ドットでXVD形式のみに対応、ビットレートは64Kbps~3Mbpsとなっっている。エンコードチップには、Texas Instruments製「TMS320C6415GLZ」を搭載。
ブラケット部のインターフェイス構成はS-Video/コンポジットの他ステレオピンジャックとなっており、付属ソフトにはムービーファイル変換用の「I-O DATA XVD Compressor」、キャプチャ用「I-O DATA XVD Recorder」、XDV編集ソフトの「XVD Editor 」の他、専用プレーヤの「XVD Player」とファイル管理ツールの「MediaSink」が付く。価格はZOA秋葉原店で3万1800円、TSUKUMOeX.で3万4799円、コムサテライト3号店で3万5780円となっている。



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