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日本オラクル、アプリケーションとシステム構築サービスを組み合わせた“Oracle NeO”を発表

2003年06月19日 23時47分更新

文● 編集部

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日本オラクルは、ビジネスアプリケーション『Oracle E-Business Suite』にシステム構築サービスを組み合わせた“Oracle NeO”(Oracle New extensible Offering)の提供を開始した。

“Oracle NeO”は、日本オラクルのパートナー企業による導入実績やノウハウをもとに作成されたシステム構築のひな形“ソリューション・テンプレート”と、ソフトウェアライセンス、ハードウェア、導入サービスを組み合わせたパッケージ。これにより顧客は定額で短期間にシステムを導入可能になる。

“ソリューション・テンプレート”は、これまでの導入実績やノウハウをもとに、業種/業務ごとに体系化した導入手法。システムの完成像や操作説明書、新しい業務フローに基づくテストシナリオ、テストケース、テストデータ、導入スケジュールや導入プロジェクト計画などが含まれる。

当初用意されるのは38種類の“Oracle NeO”パッケージで、導入価格は最小構成で6000万円からとなる。推奨プラットフォームはIAサーバとLinuxを組み合わせたものになり、おもに中堅企業をターゲットに販売される。

“Oracle NeO”ソリューション開始にあたり、日本オラクルは“ソリューション・テンプレート”の認定作業や新規テンプレート開発支援、パートナーへの導入スキルトレーニングなどを“ソリューションラボ”を通じて行なうという。また、7月には“Linux Solution Center”を設立し、サン・マイクロシステムズ(株)、日本ヒューレット・パッカード(株)、日本アイ・ビー・エム(株)などのハードウェアベンダーと協業して、Linux+『Oracle9i RAC』をベースに、“Oracle NeO”で構築したシステムの検証を行なうとしている。

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