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ライフボート、韓国製アンチウイルスソフト『インターネット ウイルス プロテクターV4』を発売

2003年06月23日 15時17分更新

文● 編集部 栗山博行

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(株)ライフボートは23日、韓国のウイルス対策ソフト開発会社ハウリ社の『インターネット ウイルス プロテクターV4』の日本語版を開発、メガソフト(株)を通じ7月11日に販売を開始すると発表した。

『インターネット ウイルス プロテクターV4』『インターネット ウイルス プロテクターV4』

ウイルス プロテクターV4は、ウイルス対策のほか、スパムメール対策、システムのバックアップなどが行なえるセキュリティーソフト。Windows実行形式のウイルス、マクロウイルス、Javaウイルスの各ウイルス用に最適化した3種類の検索エンジンを搭載し、高速にウイルスの検索/駆除を行なえるのが特徴だという。

スパムメールの遮断機能は、メールの送信者アドレス、件名、ヘッダーといった情報を元にメールを削除するもの。対応するメーラーは『Microsoft Outlook』。削除したメールは30日後に完全に消去される。また、システムのバックアップ機能は日本語版の独自機能となっており、CD-R/RW、DVD±R/RWメディアにブータブル形式でシステムのバックアップを行なえる。ライティングエンジンには、(株)ビー・エイチ・エーのCD/DVDライティングソフト『B's Recorder GOLD5』のエンジンを搭載する。

対応OSは、Windows XP/2000/Me/98。動作環境は、CPUがi386以上のインテル互換CPU、メモリーが64MB以上、HDD空き容量が30MB以上。アプリケーションには、Internet Explorer 5以降、Microsoft Office 2000以降が必須となっている。2年間のサポートを含む価格は、シングルライセンス版が4800円、発売記念パック(限定3万本)の2ライセンス版が6800円、マルチライセンス10(10人分のライセンスパック)が3万5000円、マルチライセンス25が7万8000円。

同社によると、「ウイルス プロテクターは、韓国では個人よりも法人シェアの高い製品だが、日本ではコンシューマー向けに販売していく。初年度の販売目標は10万本だ」という。

サーバー版も同時ラインナップ

ウイルス プロテクターにはサーバー版も用意され、サーバーのウイルス対策のほか、パターンファイルのアップデートサーバーを構築できる『インターネット ウイルス プロテクター for Windows Server版』と、Linuxに感染するウイルスに対応した『インターネット ウイルス プロテクター for Linux Server版』の2製品をラインナップする。ただし、Windows Server版のアップデートサーバー機能はスケジュール式で、ハウリのパターンファイル配布サーバーの更新を検知する機能はない。また、クライアントマシンに対するパターンファイルの自動アップデートなども行なえない。

Windows Server版の対応OSは、Windows 2000 Server/2000 Advanced Server/NT Server 4.0(SP4以降)/Server 2003 Standard Edition(RC2以降)。Linux Server版の対応OSは、カーネルのバージョンが2.2.x以上のRad Hat Linux/Turbolinux/LASER5 Linux/Miracle Linux。価格はともに3万4800円で、パターンファイルなどのサポート期間は1年間。

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