ウルフラム リサーチ アジア社は19日、科学技術計算ソフト『Mathematica』用のファジー理論ツール『Fuzzy Logic2』を7月1日に発売すると発表した。
『Fuzzy Logic2』は、ファジー集合およびファジー理論に基づいたシステムを作成、変更、視覚化できるツール。ユニバーサルスペースの定義の拡張や、特殊なファジー集合を作成するためのメンバーシップ関数、ファジーグラフ視覚化ツール、最大値法による非ファジー化でファジー集合の最大/最小をみつけるための新関数、面積法による非ファジー化でファジー集合の二等分線をみつけるための新関数などを搭載する。
『Fuzzy Logic2』は、Mathematica 4以降で利用可能。対応OSは、Windows 95/98/Me/NT/2000/XP、Mac OS、Mac OS X、Linux、Solaris、HP-UX、IRIX、AIX、HP Tru64 UNIX。価格は12万2000円。