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アインシュタインプロジェクトとパーソナルメディア、中古パソコンのリサイクルに『超漢字4』の利用で合意

2003年06月19日 16時26分更新

文● 編集部

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特定非営利活動法人のアインシュタインプロジェクト(ESP)とパーソナルメディア(株)は19日、中古パソコンのリサイクルのためにBTRON仕様のOS『超漢字4』を利用することで合意したと発表した。

アインシュタインプロジェクトが、子どもたちとパソコンの分解・組み立てに取り組む風景
アインシュタインプロジェクトが、子どもたちとパソコンの分解・組み立てに取り組む風景

アインシュタインプロジェクトは、1998年10月より企業や個人などから寄付された中古パソコンをリサイクルして、公募と抽選により、学校や障害者訓練施設、高齢者福祉センターなどへ寄贈してきた。今回、パーソナルメディアから無償提供された『超漢字4』と、別途調達した中古パソコンを三重県志摩郡阿児町の神明小学校に寄贈し、パソコンの分解、内部清掃、仕組みの学習、組み立て、『超漢字4』のインストールなどを小学生とともに行なう。その後、小学生も協力しながらネットワーク工事を行ない、7月上旬までに校内ネットワークを完成させる予定。

今後、アインシュタインプロジェクトとパーソナルメディアは、i486DXと16MBのメモリーを搭載した旧機種でも利用できる『超漢字4』により中古パソコンの再利用を推進し、“3R(Reduce Reuse Recycle)”の循環型社会の構築に貢献したいとしている。学校、福祉施設など公共性の高い非営利団体、施設に対しては、中古パソコン、『超漢字4』の寄贈を含め、一連のレクチャーを無償で実施するという。

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