シスコシステムズ(株)とマイクロソフト(株)は19日、セキュアなネットワークシステムの販売事業における協業プログラム“Cisco & Microsoft Alliance for Managed Network Security(MNS)”を発表した。
MNSは、ネットワークのアクセス認証を実現するセキュリティーレベルの高いネットワークの構築および販売事業を推進するための日本国内市場向けの協業プログラム。シスコシステムズは、有線/無線LAN環境におけるアクセスセキュリティーシステム『Identity Based Networking Services』の技術をベースにMNSを推進するという。
両社はMNSを通じて、セキュアなネットワークの必要性に関する啓蒙活動や、両社のパートナー企業に対する技術情報およびトレーニングの提供、両社のエンジニアによる共同技術検証作業などを実施するほか、マイクロソフトのWindows Server 2003やWindows XP Professionalと、シスコシステムズのインテリジェントスイッチ『Catalystシリーズ』やエンタープライズ無線LANアクセスポイント『Aironetシリーズ』を組み合わせたシステムの共同プロモーションを行なうとしている。