オモイカネ(株)は、Debian GNU/Linuxベースのディストリビューション『ARMA aka Omoikane GNU/Linux 2.2』を25日より発売すると発表した。
『ARMA aka Omoikane GNU/Linux 2.2』 |
今回発売されるのは、『ARMA aka Omoikane GNU/Linux 2.2 Desktop edition』(以下Desktop)と『ARMA aka Omoikane GNU/Linux 2.2 Server/Desktop edition』(以下Server)の2製品。旧バージョン『ARMA aka Omoikane GNU/Linux 2.1』と同様、『ATOK X for Linux』やリコーフォントがバンドルされるほか、Server版では新たに3カ月間の電話サポートがバンドルされるようになった。
そのほか、新機能として、Linuxマシンをハードディスクレコーダにするための環境構築支援機能がインストーラ/管理ツールに用意されている。おもな収録ソフトウェアのバージョンは以下のようになる。
- カーネル 2.4.19/20/21rc2
- glibc 2.3.1
- gcc 2.95.4/3.2.3
- XFree86 4.3.0
- GNOME 2.2
- KDE 3.1.1a
『ARMA aka Omoikane GNU/Linux 2.2』のGNOMEデスクトップ。オリジナルデザインのデスクトップとなる | こちらはKDEデスクトップ。 |
動作環境は以下のとおり。
- CPU……Pentium以上(動作クロック400MHz以上推奨)
- HDD……2GB以上
- メモリ……64MB以上(96MB以上推奨)
なお、パッケージ内容は、バインダー式のマニュアルとCD-ROM、DVD-ROM各1枚の構成となるため、DVD-ROMドライブが必要となる。価格はDesktopが1万3800円、Serverが5万1800円で、全国のパソコンショップやオモイカネのオンラインショップを通じて販売される。なお、既存ユーザーには優待価格版またはアップグレード価格版が提供される。