このページの本文へ

日本HP、ストレージ関連製品とコンサルティングを組み合わせたSIパートナー向けソリューションパッケージを発表

2003年06月18日 22時30分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

日本ヒューレット・パッカード(株)は18日、SIパートナー向けにのソリューションパッケージ“HP StorageWorksソリューション ラピッドリストア・パッケージfor Windows”を発表した。これはミッドレンジの仮想化ディスクアレイなどのストレージ製品と、ソフトウェア、コンサルティングサービスを組み合わせ、パッケージとして提供するもの。すでに提供を開始しているという。

このパッケージは、SIパートナーがWindowsベースのファイルサーバーやミッションクリティカルなアプリケーションサーバーなどのシステムを構築する際に、アプリケーションと連携したデータベースのバックアップや、秒から分単位でデータ復旧が可能なストレージ環境の構築を支援するサービス。付加価値の高いシステム構築が可能で、パッケージ化により低価格化を図ったという。

『HP ProLiant DL380』 『HP StorageWorks MSL5030(Ultrium)』
『HP ProLiant DL380』『HP StorageWorks MSL5030(Ultrium)』
『HP StorageWorks Enterprise Virtual Array 3000』『HP StorageWorks Enterprise Virtual Array 3000』

パッケージに含まれる主要なハードウェアは、仮想ディスクアレイ『HP StorageWorks Enterprise Virtual Array 3000』×1、バックアップサーバー『HP ProLiant DL380』×1、テープライブラリー『HP StorageWorks MSL5030(Ultrium)』×1、Fibre Channel対応スイッチなど。『HP StorageWorks Enterprise Virtual Array 3000』は、36GB、72GB、146GBのHDDを56台まで搭載でき、最大容量は8.1TB。RAIDレベル0、1、5をサポート。対応するOSはWindowsではWindows NT/2000で、本体サイズは幅609.6×奥行き1008×高さ1999mm、重さは302.1kg(HDDなし)。『HP ProLiant DL380 Generation3』は、マルチプロセッサー対応のラックマウント型バックアップサーバーで、最大内蔵ストレージ容量は436.8GB(オプションのHDD使用時)。本体サイズは幅444.5×奥行き655×高さ87mm、重さは20.4kg。『HP StorageWorks MSL5030(Ultrium)』は、カートリッジあたり200GBのストレージ容量を持つUltriumフォーマットのテープライブラリーで、最大30スロット、6.0TB(2:1圧縮時)の最大容量を持つ。本体サイズは幅432×奥行き762×高さ222mm、重さは19.5kg。

ソフトウェアは、マルチパスソフトウェア『HP StorageWorks セキュアパス』と、ボリューム複製ライセンス『HP StorageWorks Business Copy EVA』を提供する。

付属するサービスは、複製ボリューム(元ボリュームのスナップショットや筐体内コピーボリューム)を利用したストレージ環境の要件定義、設計、導入などのコンサルティングを行なう“ストレージコンサルティング・サービス”やラッキングサービス、設置サービスなどとなる。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン