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NECと日立、システム運用管理ソフト『Security Integrated Manager』を機能強化

2003年06月18日 19時27分更新

文● 編集部

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日本電気(株)と(株)日立製作所は18日、共同開発したセキュリティー管理フレームワーク『Security Integrated Manager』の機能を強化するとともに、セキュリティー管理分野におけるパートナー製品を拡大し、アプリケーション管理製品を新たに共同開発しラインアップを拡充したと発表した。

両社は、2001年11月に締結したシステム運用管理ソフト分野の提携関係に基づき、『Security Integrated Manager』を共同開発した。2002年4月からは、『Security Integrated Manager』および相互ライセンス製品を、NECは統合運用管理ミドルウェア“WebSAM”のラインアップに、日立は統合システム運用管理ソフト“JP1”のラインアップに加えて販売している。

今回の提携により、『Security Integrated Manager』と連携可能な複数のパートナー製品のセキュリティーポリシーを1つの設定画面から同時に設定できるようにした。両社が2002年4月から共同運用を開始した“パートナープログラム制度”の活動推進により、『Security Integrated Manager』に連携するセキュリティー製品として、ウェブサーバーへの不正アクセスを防御する『AppShield』、機密ファイルを保護する『秘文』を今回追加し、連携製品は12種となった。 『Security Integrated Manager』と各種セキュリティー製品との連携モジュールは『Security Integrated Manager - Runtime Library』として提供される。

ウェブサーバー『Microsoft Internet Information Server』とグループウェア『Microsoft Exchange Server』を管理するエージェントソフトも共同開発し、それぞれ『Performance Management - Agent for Microsoft Internet Information Server』、『Performance Management - Agent for Microsoft Exchange Server』の名称で、NECは“WebSAM”のラインアップに、日立は“JP1”のラインアップに加える。

『Security Integrated Manager』の対応OSはWindows 2000。『Security Integrated Manager - Runtime Library』の対応OSはWindows 2000/XP、Solaris、HP-UX。『Performance Management - Agent for Microsoft Internet Information Server』『Performance Management - Agent for Microsoft Exchange Server』の対応OSはWindows 2000。20日に販売を開始する。

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