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アクセルとACCESS、組み込み機器における画像処理分野で協業

2003年06月17日 22時22分更新

文● 編集部

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(株)アクセルと(株)アクセスは17日、組み込み機器における画像処理分野の製品と技術に関して、同日付けで協業することに合意したと発表した。

両社は、アクセルの組み込み機器向けグラフィックスLSI『AX51901』のインターネットブラウザーとして、ACCESSの製品『NetFront』を使用するための評価ボードへの移殖を完了したという。

『AX51901』 評価ボード
『AX51901』評価ボード

『AX51901』は、マルチレイヤー機能やビデオキャプチャー機能を内蔵し、周辺回路を集積したワンチップ化によるシステムの小型化が特徴。『NetFront』は、情報家電向けブラウザーで、SMIL、SVG、xHTMLへ対応しており、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を利用できるのが特徴。『AX51901』でCPUに負荷をかけずに画像を表現できるため、CPUパワーをウェブブラウジングやその他の処理に振り向けることが可能となるという。両社は協業により、非パソコン端末におけるマーケティング活動を進めていく予定。

『AX51901』内部ブロックダイアグラム・システム構成図
『AX51901』内部ブロックダイアグラム・システム構成図
『NetFront』モジュール構成
『NetFront』モジュール構成

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