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日立、PDAやパソコン上にあるスケジュールやアドレス帳などのデータ同期が行なえる“KEY2SYNC on Air”サービスを提供開始

2003年06月17日 21時43分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は17日、同社が提供しているコラボレーションウェア『BROADNETBOXER』を利用したASPサービスのひとつとして、携帯情報端末(PDA)やパソコンのソフトウェア上にあるスケジュールやアドレス帳などのデータ同期を可能にする“KEY2SYNC on Air(キートゥーシンク オンエア)”サービスをプーマテック ジャパン(株)と共同で開発したと発表した。同サービスは、法人向けには7月1日に、個人向けには9月30日に、それぞれ提供を開始する。

“KEY2SYNC on Air(キートゥーシンク オンエア)”概念図
“KEY2SYNC on Air(キートゥーシンク オンエア)”概念図

本サービスを利用することで、PDAやデータ同期仕様“SyncML”に準拠したパソコンのPIM(個人情報管理)ソフトウェア上にある、スケジュールやアドレス帳、To Doリスト、メモ帳といったデータの同期が可能になる。また、パソコンと接続したクレードルにPDAを搭載してデータ同期を行なう(ケーブルシンク)以外に、インターネット経由でもデータ同期を行なう(エアシンク)ことが可能になったという。

対応するのは、PDAがPalm OS(4.0以降)/Windows CE(Pocket PC 2002)/Windows CE.NET(エアシンクでの同期のみ)をOSとして搭載する機種、パソコンではOutlook 2000/2002やiCalなど“SyncML”に準拠したソフトウェア。

法人向けの料金は、同期ライセンスの購入が20ユーザーにつき10万円から、年間サポート費用がライセンス購入費の20%(ただしサポート最低保証金額20万円)。個人向け料金は、ユーザーライセンス利用料として月額500円。『BROADNETBOXER』の使用料金が別途必要となる。

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