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ナナオ、FOMA対応ライブカメラ『EIZO AirView』を開発

2003年06月17日 20時35分更新

文● 編集部

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(株)ナナオは16日、(株)NTTエヌ・ティ・ティ・ドコモのFOMA対応データカード端末『F2402』に対応したライブカメラ『EIZO AirView(エイゾー エアビュー)』を発表した。

AirViewは3G-324M規格に対応したライブカメラで、FOMAデータカード端末を装着し、テレビ電話機能を搭載したFOMA端末に、動画や音声を伝送できるのが特徴。テレビ電話機能搭載FOMA端末から電話をかけることにより、遠隔地の動画、画像、音声をリアルタイムで伝送できるため、警備、監視といった各種モニタリングに利用できる。データの送受信にはインターネットを使わずにNTTドコモのネットワークを使用するため、プロバイダー契約や固定IPアドレスの取得が不要で、動画配信サーバーを設置する必要もない。相手先電話番号によって着信を制限する機能も備えているため、指定端末以外からのアクセスを拒否することも可能。ドアの開閉スイッチや赤外線センサーなどに接続することもできるため、呼び出しシステムや簡易警報システムとしても利用できるという。

『EIZO AirView』
『EIZO AirView』

有効10万画素(総11万画素)のCMOSイメージセンサーを備え、フォーカス範囲は最短10cmから、水平画角は52度、チルトは上下ともに30度。入力端子は、ドアの開閉スイッチなど外部からのトリガーを受信するセンサー入力端子×1、出力端子は、携帯電話からのDTMF信号(トーン信号)によって外部機器のリモート制御が行なえる制御出力端子×1、音声ライン出力端子×1。本体サイズは幅154.5×奥行き30×高さ93.2mm、重量は220g、消費電力は最大8W。付属予定品は、専用ACアダプター(ケーブル長3m)、取扱説明書。価格は未定だが、商品化は夏ごろを予定している。

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