IDE-USB2.0変換基板「X4HD-USB2.0(セレクトシリーズ)」 |
なにかと“変換”好きの玄人志向から、ユニークなIDE-USB2.0変換基板「X4HD-USB2.0(セレクトシリーズ)」が登場した。使用していないケースにこの変換基板と接続したHDDを入れて、PC本体とUSBケーブルで繋ぐという製品。最大4台まで搭載可能な外付けHDDケースが自作できてしまうというものだ。
製品の構成 | USB2.0変換チップは4つともNEC製を採用 | |
電源コネクタとしてATXとAT用が用意されている | 基板のネジ穴はMicro ATXサイズに合わせたもので、ATやATXサイズのケースにはおそらく取り付けられないかもしれない | |
この基板中央にあるUSBコネクタとUSB接続用ブラケットを接続する | 基盤には用途不明のピンが確認できるが… |
製品の構成は、サイズ24.3(W)×17(D)cmの変換基板、IDEケーブル×4、USB接続用ブラケット、USBケーブル、ドライバCDとなっている。変換基板にはIDEポートが4つと、それぞれにつき1つずつNEC製USB2.0変換チップが搭載されている。また電源コネクタとしてATX用とAT用が用意されているが、ショップの話によると「基板のネジ穴はMicro ATXサイズに合わせたもので、ATやATXサイズのケースにはおそらく取り付けられないのではないか」ということだ。
使い方は、まず空いているケース(Micro ATXサイズがよいと思われる)に基板を取り付け、HDDを接続。基板中央にあるUSBコネクタとUSB接続用ブラケットを接続し、そのブラケットからUSBケーブルを利用して本体となるPCに繋げるというものだ。これでHDDを4台収納した、USB2.0“巨大”外付けHDDケースが完成されるのだが、ひとつ問題点がある。というのも基板側に取り付けた電源のスイッチがないのである。ただしその基盤には用途不明のピンが確認できるので、もしかしたらこれを利用するのかもしれないが詳細は不明だ。
なにかと“変換”好きな玄人志向らしい製品だ |
価格はスーパーコムサテライトで9800円、コムサテライト3号店で9970円、TSUKUMOeX.で9979円となっている。現在、USB2.0に対応した外付けのHDDケースは数多く発売されているが、4台分を一度に購入するとかなりの金額になってしまう。スペース的な問題さえクリアーできるのであれば、いらなくなったケースを有効活用するにはちょうど良い製品かもしれない。
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