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日立、Windows Server 2003搭載PCサーバー『HA8000/270』など5機種の販売を開始

2003年06月12日 22時41分更新

文● 編集部

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日立製作所(株)は12日、PC(パソコン)サーバー“HITACHI Advanced Server HA8000”シリーズにおいて、マイクロソフト(株)の最新OSであるWindows Server 2003, Enterprise Edition/Standard Editionをプレインストールしたモデルの販売を同日付けで開始すると発表した。ラインアップは、Xeon-3.06GHz/2.80BGHz/2.40BGHzのデュアル構成に対応し、メモリーを6GBまで搭載できる『HA8000/270』、メモリーを4GBまで搭載できる『HA8000/130W』、Xeonのデュアル構成またはPentium III-S-1.40GHzのシングル構成を選択できる『HA8000/110W』、Xeonのデュアル構成またはPentium 4-2.60GHz/2.40GHzのシングル構成を選択できる『HA8000/70W』、Pentium 4のシングル構成の『HA8000/30W』。

『HA8000/130W』と『HA8000/30W』
『HA8000/130W』(左)と『HA8000/30W』(右)

ネットワークインターフェースはデュアル構成(2-Wayモデル)では1000BASE-Tを搭載する。本体サイズと重量は、最上位機種『HA8000/270』の場合、ラックタイプが幅440×奥行き755×高さ219mmで約50kg、キャビネットタイプが幅301×奥行き790×高さ500mmで約51.5kg。ローエンドモデルの『HA8000/30W』では、本体サイズが幅190×奥行き419×高さ350mm(縦置き時)、重量は約11.5kg。

希望小売価格は、HA8000/270が100万1000円から、HA8000/130Wが58万4000円から、HA8000/110Wが19万1000円から、HA8000/70Wが22万6000円から、HA8000/30Wが14万2000円からで、“3年間無償保証&保守サービス” が付属する。出荷開始は16日。HA8000/30WにはWindows Server 2003, Enterprise Editionを搭載したモデルは用意されず、出荷開始は7月1日となる。

併せて、HA8000シリーズの各モデルで、CPUの高速化やUltra320 SCSI RAIDカード採用機種の拡大、複数ビットのメモリーエラー障害が発生しても継続してサーバーを稼動できるchipkill ECCメモリーの採用などが行なわれている。

同時に発表したコンパクトディスクアレイ装置『CR80』は、3Uのラックマウントサイズに最大15台(計2044GB)のディスクを搭載でき、RAID 5に対応する。拡張筐体を増設(カスケード接続)すれば、サーバー本体内蔵のアレイコントローラーで4088GBのデータを管理することも可能。インターフェースはFibre Channelを採用する。インターフェースは希望小売価格は140万円から。

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