Pentium 4に対応した初のMini-ITXマザーボード「LV-670」 |
Pentium 4に対応した初のMini-ITXマザーボード「LV-670」がCommellから発売された。今までにもPentium 4に対応した小型マザーボードは、Freetechから「P8F153G」や「P8F153GL」などが発売されているが、いずれもサイズは22×17cm。そういう意味では今回のLV-670はMini-ITXマザー最強の製品といえるだろう。
PCIスロットの上には12V電源コネクタも見える | IEEE1394チップなどは基板の裏面に搭載している | |
ブラケット部の端子も豊富に用意 | 一見するとマザーボードが収められているとは思えないパッケージ |
パッケージは、一見するとマザーボードが収められているとは思えない、茶色のボール紙を使用した靴箱のようなものを採用。マザーボード本体を見ると、Socket478の巨大なリテンションが基板面積の約3分の1を占めるという姿はさすがに異様なものがある。チップセットはFSB533MHz対応の“i845GV”を搭載するが、PC2700(DDR333)DDR SDRAMに対応した新リビジョンチップとされている。拡張スロットがPCI×1、DIMM×1(DDR266、1GBまで搭載可能)という構成。オンボードインターフェイスにはチップセット内蔵のVGA機能のほか、10/100Baseイーサネット、IEEE1394、サウンドと十分に装備している。
またブラケット部の構成はPS/2×2、S-Video、コンポジット、パラレル、シリアル、LAN、USB2.0×2、IEEE1394、SPDIFを含むサウンドとなる。サイズがMini-ITXのため用途によって使い分けると思われるが、シリアル、サウンド、USBの各種ブラケットも付属する。
ここ最近は、Pentium 4に対応したファンレスのACアダプタ電源やMini-ITXに対応したPCケースも増えてきているなど、周辺パーツも充実してきているだけにLV-670は、注目の製品といえるだろう。価格はスーパーコムサテライト2万3750円、コムサテライト3号店で2万3790円、OVERTOPで2万4400円となっている。
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