アンテナハウス(株)は9日、Microsoft Officeで作成したファイルをHTMLファイルに変換するライブラリー『DMC HTML Filter V1』を、同日より日本および中国で販売を開始したと発表した。近日中に米国での発売も予定しているという。
『DMC HTML Filter V1』は、Microsoft Officeで作成したファイルの種類を自動的に識別し、HTML Ver.4.01 CSS Level2(Cascading Style Sheets)の仕様に従ってHTMLファイルに変換するソフト。HTMLファイル出力時には、CSSファイルの外部ファイルとしての出力、ExcelやPowerPointのスライドやシートごとのHTMLファイル出力などの指定が可能。
本製品をサーバーに組み込み、ファイルを一括してHTMLファイルに変換するシステムを構築すれば、異なる種類のファイルやデータをサーバーで共有して管理できるうえ、蓄積された既存のWord/Power Point/Excelファイルを変換するようにすれば、既存ファイルやデータの一元管理も可能になるという。
対応するOffice製品は、Word 97/98/2000/XP、Excel 97/2000/XP、PowerPoint 97/2000/XP。対応OSは、Windows NT Server/NT Workstation 4.0(SP3以上)/XP Professional/2000 Professional/2000 Server、Linux(カーネルのバージョンは2.2x(2.4xも含む))、Solaris 2.5/2.6/7/8(32bit)、Solaris 7/8(64bit)。
本製品はライセンス契約によって提供され、ライセンス料金は、組み込み元アプリケーションの定価を基準価格として算出されるとしている。