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ATX、Micro ATX両対応の“i875P”搭載マザーがQDIから来週発売予定

2003年05月31日 22時52分更新

文● HINOMOTO

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両対応 マザーボードを分割
ATX、Micro ATXの両対応「P4I875」同社のQME(Quick Magic Extension)というマザーボードを分割できる機構を採用

 QDIから、基板の一部を取り外してATX、Micro ATXの両方のフォームファクタに対応できるという一風変わった“i875P(ICH5R)”搭載マザーボード「P4I875」が登場した。Micro ATXとして使用するならば“i875P”搭載マザー初のMicro ATX製品となる。なお今回入荷された製品にはドライバCDとマニュアルが付属していなかったため販売開始は来週末を予定しているようだ。



ATXサイズ Micro ATX
ATXサイズの「P4I875」Micro ATXサイズの「P4I875」
簡単に抜けてしまう 増設用の基板
実際に基板を取り外してみるとかなり簡単に抜けてしまう印象だ増設用の基板にはPCIスロット×2に加えて、Silicon Image製チップによるSerial ATAコネクタを2つ搭載している

 この製品は、 同社のQME(Quick Magic Extension)というマザーボードを分割できる機構を採用してボードサイズを変更できるようになっている。CPU Socketの乗るベースになる方の基板には当然マザーボードとして機能するための基本的な装備を搭載しており、主なスペックは、AGP×1、PCI×3、Dual Channel対応DDR DIMMスロット×4、CSA対応のギガビットイーサネットコントローラ、6チャンネルサウンド機能となる。一方、増設用の基板にはPCIスロット×2に加えて、Silicon Image製チップによるSerial ATAコネクタを2つ搭載している。
 実際に基板を取り外してみるとかなり簡単に抜けてしまうという印象で、安定性が重要なマザーボードだけに少々不安ではある。価格はUSER'S SIDEで2万5800円、スーパーコムサテライトで2万5980円で販売予定のほか、OVERTOPでも来週入荷予定となっている。



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