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コニカ、マニュアル撮影機能を強化した500万画素デジタルカメラ『KD-510Z』を発売

2003年06月03日 16時58分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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コニカ(株)、コニカフォトイメージング(株)、コニカマーケティング(株)は3日、有効500万画素CCDと3倍ズームレンズを搭載し、マニュアル撮影機能を強化したデジタルカメラ『Revio(レビオ) KD-510Z』を6月下旬に発売すると発表した。価格は8万8000円。

『Revio KD-510Z』
『Revio KD-510Z』

KD-510Zは、2002年10月に発表した500万画素デジタルカメラ『KD-500Z』や、今年4月に発売した400万画素デジタルカメラ『KD-410Z』のユーザーからの「もっと、撮影に凝りたい」という声に応えて、マニュアル撮影機能を強化した最上位モデル。ISO感度(50/100/200/400)やフラッシュ光量のほか彩度/コントラスト/シャープネス/色合いなど、デジタルカメラならではマニュアル調整機能が用意されたほか、“マニュアル露出モード”や“フォーカス固定モード”が新たに追加された。マニュアル露出モードは、シャッター速度を設定すると、ズーム倍率に応じて自動的に絞り値が変化するもので、設定できるシャッター速度は15秒~1/1000秒(1/2秒以下でノイズリダクションが有効になる)。フォーカス固定モードは、1/2/4m先にフォーカス位置を指定できる。マクロ撮影は最短6cmまで寄れる。

そのほかのスペックは従来(KD-410)から変更なく、レンズは35mmフィルムカメラ換算時39~117mm相当の光学3倍ズーム(F2.8~4.9)。起動時間は約1.3秒。背面に1.5インチ低温プリシリコンTFT液晶ディスプレー(約11万8000画素)を搭載。記録メディアはSDメモリーカード/MMCとメモリースティックのデュアルメディアに対応するほか、フラッシュメモリー2MBも内蔵する。

最大記録解像度は2592×1944ドット(記録データはDCF準拠で、撮影時の情報を記録するExif Ver.2.2に対応)。音声付き動画(320×240ドット/毎秒15フレーム/Motion JPEG圧縮のAVI形式)は、連続最長30秒間の記録が可能。インターフェースはUSBを内蔵する。

バッテリーは専用リチウムイオン充電池で、撮影可能枚数は約200枚(液晶オフ)または約100枚(液晶オン)。本体サイズと重量は、幅94×奥行き29.5×高さ56mm/200g。なお、レンズ下のLEDは緑色に点滅する。

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