ニフティ(株)は28日、同社が運営するインターネット総合サービス“@nifty”にて、パソコンへの外部からの不正な侵入やウイルス感染を@niftyのセンター設備側で防御するブロードバンドセキュリティーサービス“@niftyBBセキュリティ”の試験サービスを6月2日に開始すると発表した。
“@niftyBBセキュリティ”は、@niftyのセンター設備の一部にセキュリティーシステムの機能を組み込むことで、ユーザー環境の手前で外部からの不正な侵入やウイルス感染の有無をチェックし、問題の発生を未然に防止するサービス。ユーザーはセキュリティー関連ソフトのインストールや設定を行なう必要がない。
今回の試験サービスでは、ブロードバンド回線を利用する@nifty会員を対象に先着2000名を無料モニターとして募集し、不正侵入やウイルスの感染を防止するサービスを提供する。サービス実施期間は6月2日から今夏まで。モニターの条件は、ADSL接続サービス/フレッツADSLか光接続サービス(TEPCOひかり)/Bフレッツ、Cable@niftyのいずれかを利用している@nifty会員で、使用OSがWindows 2000/XPであること。募集期間は6月2日からで、応募は同社ウェブサイトで受け付ける。
同社は試験サービスを通じて不具合点の改善を行ない、今夏をめどに正式サービス(有料/価格未定)を開始する予定としている。