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日立製作所、企業向けA4ノート“FLORA 270W”のラインアップを一新

2003年05月23日 23時48分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は23日、企業向けのA4ノートパソコン“FLORA 270W”の新製品として、モバイルPentium 4-M-2.20GHz/2.0GHzを搭載したハイパフォーマンスモデル、モバイルCeleron-1.70GHzを搭載したスタンダードモデル、Celeron-1.80GHzを搭載したバリューモデルの計9製品を26日から順次発売すると発表した。価格は19万円からで、企業向け直販サイト“日立Internet Shop”、営業・販売代理店などを通じて販売する。

“FLORA 270W”
“FLORA 270W”

ハイパフォーマンスモデルの『PC8NV8』は、256MBのメモリー(PC2100準拠DDR SDRAM)、20GBのHDD(Ultra ATA/100)、Windows XP Professionalを搭載し、液晶ディスプレーを15インチSXGA+/15インチXGA/14.1インチXGAから選択できるのが特徴。チップセットはグラフィックス機能を統合したSiS M650+SiS862で、インターフェースはUSB 2.0×2、IEEE1394、10/100BASE-TXを装備する。拡張スロットはPCカード(Type II×2またはIII×1、CardBus対応)を搭載する。従来モデルから価格性能比が最大で約20%向上しているという。資産管理&配布管理ソフト『JP1/NETM/DM Client FLORA Edition』を標準装備しており、資産情報やシステム状態監視、アラート通知を一元管理できる“ローカルシステムビューア”機能が利用できる。セキュリティー機能として、オプションを利用したスマートカードによる個人認証のほか、ポインティングパッドへのサインでアプリケーションごとのログインが行なえる“手書きサイン認証”をサポートする。本体サイズは幅326×奥行き275×高さ41.8mm、重量は約3.6kg(15インチモデル)/3.4kg(14.1インチモデル)。電源はニッケル水素バッテリーを内蔵し、約2時間の駆動が可能(JEITA測定法1.0)。CPUとディスプレーの組み合わせで6製品をラインアップし、価格は23万2000円からで、29日に出荷を開始する。

スタンダードモデルの『PC8NV9』はCPUをモバイルCeleron-1.70GHzに変更した機種で、液晶ディスプレーは15インチ/14インチXGAを選択できる。本体サイズと重量は『PC8NV8』と同じで、インターフェースはUSB 2.0×2ほかを装備する。駆動時間は約1.8時間となる。価格は20万1000円から。出荷開始は14.1インチ液晶モデルが29日で、15インチモデルは6月20日。

バリューモデル『PC-8NK01』はCPUをCeleron-1.80GHzに変更した機種で、ディスプレーは14.1インチXGA液晶となる。本体サイズは『PC8NV8』と同じで、重量は約3.5kg。駆動時間は約1.3時間。価格は19万円で、26日に出荷を開始する。

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