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【LinuxWorld Expo/Tokyo 2003レポート Vol.3】ターボリナックス、64ビットLinuxなどを展示

2003年05月23日 19時35分更新

文● 編集部

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ターボリナックス(株)のブースでは、AMD64対応の『Turbolinux 8 for AMD64』とItanium 2対応の『Turbolinux Enterprise Server 8 for Intel Itanium Processor Family powered by UnitedLinux』を並べて展示していた。

『Turbolinux 8 for AMD64』
『Turbolinux 8 for AMD64』。下の写真と比べて、デスクトップのKDE 3.1が華やかなイメージだ
『Turbolinux Enterprise Server 8 for Intel Itanium Processor Family powered by UnitedLinux』『Turbolinux Enterprise Server 8 for Intel Itanium Processor Family powered by UnitedLinux』。来場者にはこちらのほうが注目されていたようだった

Opteron対応マザーボードを提供している(株)リオ ワークス代表取締役社長の奥山義弘氏によると、現在同社が販売している『HDAMA』に続き、メモリスロットを半分の4本にし、ボードサイズを一回り小さくした製品を間もなくリリースする予定だそうだ。OSのバンドル販売を行なうかどうかについては「検討してみます」とのことだ。

ターボリナックス(株)矢野社長に直撃取材!

展示会場で、ターボリナックス(株)代表取締役社長の矢野広一氏に『Turbolinux 8 for AMD64』の販売戦略についてたずねると「広く使われるようになるのは、Athlon 64が登場したあとになると考えている。当面は低価格でテスト用のシステムなどに利用して頂くのが中心だろう」との回答を得られた。

また、米SCOがLinuxユーザー企業に警告状を送った問題については「UnitedLinuxでは、法律の専門家も交えて契約条件のチェックなどを行なったが、全く問題ないという結論に達した。いずれにせよ、近いうちにUnitedLinuxとして、この問題に関する公式な対応を発表することになるだろう」と厳しい口調で語った。

一方、同社と同じビルに本社を構えるエッジ(株)の『LindowsOS』販売権取得については「それは知りませんでした(笑)。でも、いいことではないでしょうか」と、歓迎する意向を示した。

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