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NEC、ビジネス向けデスクトップ“Mate”にPentium 4-3GHz搭載スリムタワーを追加――Pentium Mノートも発売

2003年05月22日 23時30分更新

文● 編集部

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日本電気(株)は22日、ビジネス向けデスクトップパソコン“Mate(メイト)”シリーズに“ハイパー・スレッディング・テクノロジ”対応Pentium 4-3GHzを搭載したスリムタワー型(高拡張性タイプ)として『MA30Y/G』など2機種を追加すると発表した。併せて、ノートパソコン“VersaPro(バーサプロ)”に、Pentium M搭載オールインワンノート『VA16F/DG』など4機種を追加すると発表した。同日付けで販売を開始する。B.T.O.に対応しており、『MA30Y/G』のベースモデルの価格は21万9000円。

『MA30Y/G』『MA26Y/G』
『MA30Y/G』『MA26Y/G』

『MA30Y/G』は、Pentium 4-3GHzと865Gチップセットを搭載し、本体サイズが幅105×奥行き350×高さ371mmの新スリムタワー型筐体を採用したのが特徴。CPUファンの口径を大きくしたほか、ファンの回転数を制御することで、風切り音を抑え、従来より5dBの静音化を図ったという(約25dB)。メモリーやHDD、PCIカードなどを増設する際に、メンテナンスしやすくしたオープン機構を採用する。インターフェースはUS 2.0×5(前面2、背面3)を装備しており、Gigabit Ethernetにも対応する。ベースモデルの場合、256MBのメモリー(DDR SDRAM)、40GBのHDD、24倍速CD-ROM、3.5インチFDD、Windows XP Professionalの構成で、価格は21万9000円。出荷開始は6月5日。『MA26Y/G』は、CPUをPentium 4-2.60CGHzに変更した機種。

『VA16F/DG』
『VA16F/DG』

“VersaPro”の新モデル『VA16F/DG』は、モバイルPentium M-1.60GHz、855GMチップセットを搭載したノートパソコン。拡張ベイを2つ装備しており、2台のHDDを利用したソフトウェア障害復旧機能(StandbyDisk)や、暗証番号ボタンにも対応可能なのが特徴。メモリーは256MB(DDR SDRAM)、液晶ディスプレーは15インチ(SXGA+)、HDDは20GB、24倍速CD-ROMドライブ、3.5インチFDD、Gigabit Ethernet&無線LAN(IEEE 802.11b)インターフェース、ニッケル水素バッテリーを搭載し、OSがWindows XP Professionalのベースモデルの場合、価格は34万7000円。6月12日に出荷を開始する。『VA116F/DF』は液晶ディスプレーが15インチ(XGA)となり、Windows XP Home Editionを搭載した場合の価格は27万9000円。『VA13F/DF』は、Pentium M-1.30GHz、15インチXGA液晶ディスプレーとなり、価格は22万9000円。『VA13F/DX』は、Pentium M-1.30GHz、14.1インチXGA液晶ディスプレーとなり、価格は21万7000円。

併せて、“VersaPro R”にも新モデル『VA18X/RX』を追加する。ベースモデルは、モバイルCeleron-1.80GHz、グラフィックス機能を統合したRADEON IGP 340Mチップセット、128MBのメモリー(DDR SDRAM)、14.1インチ液晶ディスプレー(XGA)、20GBのHDD、24倍速CD-ROMドライブ、3.5インチFDD、10/100BASE-TXインターフェース、ニッケル水素バッテリーの構成で、OSがWindows XP Home Editionの場合、価格は15万1000円。5月28日に出荷を開始する。

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