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アイ・オー・データ、JPEG&MEPG-4対応ネットワークカメラとコンパクトフラッシュカードのインダストリアルモデルを発売

2003年05月19日 18時45分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)アイ・オー・データ機器は19日、iモード携帯電話やウェブブラウザーでライブ画像を確認できるネットワークカメラ『TS-LANCAM』を今月末に、-40~85℃までの温度環境で動作するコンパクトフラッシュカード『CFS-iV256』、『CFS-iV512』を6月上旬にそれぞれ発売すると発表した。

ネットワークカメラ
ネットワークカメラ『TS-LANCAM』

『TS-LANCAM』は、JPEG静止画とMPEG-4動画に対応したネットワークカメラ。iモード携帯電話やウェブブラウザーで画像を確認できるほか、専用プラグインソフトをインストールすれことで、ウェブブラウザー上でMPEG-4動画を表示できる。また、固定IPアドレスを必要としない“Dynamic DNS”に対応しており、一般的なインターネットプロバイダー契約でカメラ映像にアクセスできる。

さらに、指定範囲内の動く物を検知する“VMD”機能を搭載しており、動きを検知した場合は撮影映像をメールで送信したり、FTPサーバーに保存したりできるほか、ランプを点灯したりチャイムを鳴らすといったセンサー出力機能も備えている。

ウェブブラウザーからカメラの向きを操作可能で、水平方向140度、垂直方向120度まで制御できる。カメラポジションは8ヵ所までプリセットでき、ワンタッチで切り替え可能。最低照度は2ルクスで、撮影映像の明るさもリモートでコントロールできる。

カメラの有効画素数は32万画素で、レンズはF値が2.35、合焦範囲が50cm~∞。ネットワークインターフェイスは10BASE-T/100BASE-TX。対応プロトコルはHTTP/FTP/SMTP/DDNS/DHCP/SNMP。本体サイズは幅93×奥行き61.5×高さ95mm、重量は180g。電源はDC9Vで専用ACアダブターが付属する。モニター用パソコンの対応OSはWindows 98/Me/2000/NT4.0/XP、対応ブラウザーはInternet Explorer 5.5/5.5SP2/6.0。価格は5万9800円。

CFカード
コンパクトフラッシュカードのインダストリアルモデル『CFS-iV256』

『CFS-iV256』および『CFS-iV512』は、CFA規格準拠のコンパクトフラッシュカードの産業用途モデル。容量は、『CFS-iV256』が256MB、『CFS-iV512』が512MB。いずれも-40~85℃の動作環境を保証し、温度変化の激しい屋外でも使用可能という。本体はTypeI形状(36.4×42.8×3.3mm)で、PCカードアダプターを利用することでType II準拠のフラッシュATAカードとしても使用できる。価格は、『CFS-iV256』が1万9800円、『CFS-iV512』が3万9000円。なお、いずれも受注生産となる。

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