富士通、“FMV-BIBLO”の夏モデルを発売――Centrinoノート“LOOX Tシリーズ”や新コンセプトノート“RSシリーズ”など19機種

RSシリーズ

『RS18D/D』

夏モデルに新たに追加されたRSシリーズは、新コンセプトのポータブルパソコン。ノートパソコンに台座が付いた据え置き型のパソコンで、ディスプレー背面の取っ手を使い、簡単に持ち運べるようになっている。特徴は、キーボード折りたたみ時の奥行き173mmという省スペース性と、バッテリー内蔵による携帯性。キーボード部は取り外しが可能で、付属のワイヤレスマウスとともに本体と赤外線で接続する。バッテリーの駆動時間はJEITA測定法1.0で1.8～2.0時間。台座には、ステレオスピーカーに加えサブウーファーも搭載する。

同社によると、インテリアとしても違和感のないAVモデルとして開発し、AV利用重視のライトユーザーや、20～30代のカップルなどを主なターゲットに設定しているという。

製品ラインナップは、スロットインタイプのDVD MULTIドライブを搭載した『RS18D/D』と、CD-RW/DVD-ROMコンボドライブ搭載モデルの『RS18D/T』、RS18D/TからTVチューナーを省いた『RS18D』、RS18Dにホームサーバーとして利用可能な無線LAN対応ルーターユニット『ファミリーネットワークステーション-T』を追加した『RS18D/ST』の4機種。編集部による予想販売価格は、RS18D/Dが23万円前後、RS18D/Tが23万円前後、RS18Dが18万円台半ば、RS18D/STが28万円台半ば。全機種にOffice XPをプレインストールする。

RS18D/Dは、CPUがモバイルAthlon XP-1800+、チップセットがATI RADEON IGP 320M/ALi M1535+(グラフィックス機能内蔵)。256MBのメモリー(PC2100 DDR SDRAM)、1024×768ドット表示の15インチ“高輝度・低反射・広視野角スーパーファインDX”液晶ディスプレー、60GBのHDD、DVD MULTIドライブ(DVD-R書き込み2倍速、DVD-RW書き換え等速、DVD-RAM書き換え2倍速、DVD-ROM読み出し8倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き換え8倍速、CD-ROM読み出し24倍速)を搭載する。インターフェースは、10/100BASE-TX対応Ethernetポート、V.90対応56kbpsモデム、PCカードスロット(TypeII×2)、SDカード/メモリースティックスロット×1、IEEE1394×1、USB 2.0×3、ビデオ入出力、TVチューナーなど。プレインストールOSはWindows XP Home Edition。本体サイズは幅333×奥行き332.5×高さ271mm、重量は4.8kg。

その他の3機種は、40GBのHDDとCD-RW/DVD-ROMコンボドライブ(書き込み24倍速、書き換え10倍速、DVD-ROM読み出し8倍速、読み出し24倍速)を搭載する。

NHシリーズ

『NH28D』

デスクトップ用のPentium 4を搭載したNHシリーズからは、Pentium 4-2.80GHzを採用した『NH28D』と、Pentium 4-2.40BGHzモデルの『NH24D』の2機種をリリースした。主な強化ポイントは、全機種にDVD MULTIドライブ、1400×1050ドット表示の15インチ“高輝度・低反射・広視野角スーパーファインDX”液晶ディスプレーを搭載し、Office XPをプレインストールした点。上位機種のNH28Dには、IEEE 802.11b準拠の無線LAN機能と、プレインストールOSのWindows XP Professionalを新規採用した。

NH28Dは、チップセットがSiS645DX、256MBのメモリー(PC2100 DDR SDRAM)、グラフィックスチップATI MOBILITY RADEON 9000、ビデオメモリー64MB、80GBのHDD、DVD MULTIドライブ(DVD-R書き込み2倍速、DVD-RW書き換え等速、DVD-RAM書き換え2倍速、DVD-ROM読み出し8倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き換え8倍速、CD-ROM読み出し24倍速)を搭載する。インターフェースは、10/100BASE-TX対応Ethernetポート、V.90対応56kbpsモデム、PCカードスロット(TypeII×2)、IEEE1394×1、USB 2.0×4、ビデオ出力など。本体サイズは幅327.2×奥行き279.2×高さ47.4mm、重量は3.8kg。JEITA測定法1.0によるバッテリー駆動時間は1.0時間。

NBシリーズ

『NB19D/D』

A4サイズオールインワンノート“NBシリーズ”は、15インチの液晶パネルを採用した『NB19D/D』『NB19D』『NB18D/D』『NB18D/V』『NB18D/L』と、14.1インチ液晶モデルの『NB18D/F』『NB18D』の7機種で構成される。

液晶ディスプレーの解像度は7機種ともに1024×768ドット、NB18Dを除く6機種にはOffice XPをプレインストールする。CPUは、NB19がモバイルPentium 4-1.90GHz、NB18がモバイルCeleron-1.70GHz。プレインストールOSはWindows XP Home Edition。NB18D/L、NB18D/Fの2機種には、Windows XP Professional搭載モデルも用意する。

最上位機種のNB19D/Dは、チップセットがATI RADEON IGP 340M/ALi M1535+(グラフィックス機能内蔵)。256MBのメモリー(PC2100 DDR SDRAM)、HDDは60GB、光メディアドライブはDVD MULTIドライブ(DVD-R書き込み2倍速、DVD-RW書き換え等速、DVD-RAM書き換え2倍速、DVD-ROM読み出し8倍速、CD-R書き込み16倍速、CD-RW書き換え8倍速、CD-ROM読み出し24倍速)を搭載する。インターフェースは、10/100BASE-TX対応Ethernetポート、V.90対応56kbpsモデム、PCカードスロット(TypeII×2)、SDカード/メモリースティックスロット×1、IEEE1394×1、USB 2.0×4、ビデオ入出力など。本体サイズは幅325.3×奥行き282×高さ39.1mm、重量は3.6kg。JEITA測定法1.0によるバッテリー駆動時間は1.8時間。

編集部による予想販売価格は、NB19D/Dが23万円台半ば、NB19Dが22万円台半ば、NB18D/Dが21万円台半ば、NB18D/Vが20万円前後、NB18D/Lが18万円台半ば、NB18D/Fが17万円台半ば、NB18Dが15万円前後。

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