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正式リリース間近! 『Mozilla 1.4b』登場!

2003年05月08日 23時21分更新

文● 編集部

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次期安定版Mozillaのベータ版『Mozilla 1.4b』が公開された。以前公開されたロードマップのスケジュールより約2週間遅れてのリリースとなっている。

『Mozilla 1.4b』画面
『Mozilla 1.4b』

『Mozilla 1.4b』の新機能は以下のとおり。

  • 起動直後のウィンドウ、新しいウィンドウ、新しいタブに、それぞれ空白ページ、ホームページ、最後に訪問したページを指定可能に
  • HTMLメールの編集時に、デフォルトのフォント、フォントサイズ、色を指定可能に
  • 画像をブロックしたサーバから、ブロックした画像を読み込めるように
  • Mozilla MailがCRAM-MD5認証とDIGEST-MD5認証をサポート
  • プロキシ自動設定のフェイルオーバー機能を実装
  • Windows版Mozillaで、Windowsドメイン内の認証プロトコル“NTLM”をサポート
  • Windowsの実行ファイルをダウンロードしたあと、直接ファイルを開くことが可能に
  • Windows版のgccでMozillaをビルド可能に
起動ページ設定
[Edit]-[Preferences]メニューの[Navigator]カテゴリで、Mozilla Navigator起動時、新しいウィンドウ/タブ作成時に表示するページを選択可能になった(画面右上)
HTMLメールの標準フォント設定
[Edit]-[Preferences]メニューの[Mail & Newsgroup]カテゴリから、HTMLメッセージの標準フォント、フォントサイズ、フォント色、背景色を設定できるようになった(画面右下)。デフォルトは中サイズの黒いプロポーショナルフォント、背景は白に設定されている
画像ブロックしたサーバから画像表示が可能になった
これまではWebサーバ単位で画像のブロックを指定していたが、『Mozilla 1.4b』では画像ブロック設定をしたサーバにある画像ファイルを読み込めるようになっている

『Mozilla 1.4b』の動作環境は以下のとおり。

Linux版
CPU……Pentium-233MHz以上
HDD……26MB以上の空き容量
メモリ……64MB以上
必須ライブラリ……glibc 2.1、XFree86 3.3.x、GTK 1.2.x、Glib 1.2.x、Libstdc++ 2.9.0または互換ライブラリ
Windows版
CPU……Pentium-233MHz以上
HDD……26MB以上の空き容量
メモリ……64MB以上
対応OS……Windows 95/98/98 SE/Me/NT 4.0/2000/XP
Mac OS X版
CPU……PowerPC-266MHz以上
HDD……36MB以上の空き容量
メモリ……64MB以上

上記のほか、OpenVMS、Solaris、AIX、hp-uxに対応している。

ダウンロードはMozilla.orgのWebサイトから。Linux用フルインストーラ版のファイルサイズは約14MB。

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