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“おもちゃみらい博/2003 JAPAN TOY SHOW”開催概要が発表――テーマは“海・山・おもちゃの夏休み”

2003年05月07日 22時42分更新

文● 編集部 佐久間康仁

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(社)日本玩具協会が主催するおもちゃメーカーによる展示会“おもちゃみらい博/2003 JAPAN TOY SHOW”の開催概要を説明する記者発表会が、7日に都内で行なわれた。会期は7月31日~8月3日の4日間で、場所は横浜・みなとみらい21地区のパシフィコ横浜(全館使用)。入場料は当日券が1000円、前売り券は900円(6月2日より発売開始)。参加企業は42社で、15万人の観客動員を見込んでいるという。

北原照久氏ら
記者発表会への出席者。右から2番目が主催の(社)日本玩具協会 パブリック委員会委員長の前田道裕氏、その左が横浜ブリキのおもちゃ博物館館長の北原照久氏

“おもちゃみらい博/2003 JAPAN TOY SHOW”は、昨年まで“東京おもちゃショー”の名称で行なわれ、開催期間のうち最初の2日間を企業同士の商談の場となるビジネスデー(残り2日が一般公開日)にしてきたが、今年から商談の場を別に設け(6月10~12日に都立産業貿易センター・台東館で開催)、4日間すべてを一般来場者に楽しんでもらう公開日にしたとのこと。

記者発表会には、主催者の日本玩具協会のパブリック委員会委員長の前田道裕氏、おもちゃみらい博に併せて開催されるコンテスト“こんなおもちゃがあったらいいな大賞”の審査委員長で、横浜ブリキのおもちゃ博物館館長の北原照久(きたはらてるひさ)氏らが出席し、開催地や内容を変更したいきさつや狙いを紹介した。

前田氏は、「従来は企業が新製品を売り込む場が主体になり、そこを一般来場者にも開放するというスタイルだったが、今回は4つのテーマゾーンを新設して、子供同士や家族連れなどの来場者が楽しめることを第一に考えた。4つのテーマゾーンは、TV放送開始から10年目を迎える“アンパンマン”を主役にした“アンパンマンゾーン”、知育玩具を集めた“すくすくこどもランド”、大人も子供いっしょになって楽しめる“ジグソーパズルギャラリー”、地元横浜の専門店などにも協力いただいて実施する“ぬいぐるみ・夢・ランド”からなり、このほかにステージイベントや、玩具を使った福祉活動/医療(リハビリ)の現場を紹介する“横浜市民公開講座 福祉活動とおもちゃの世界”セミナー、および子供の夢のあるアイディアを募集する“こんなおもちゃがあったらいいな大賞”“こんな楽しいおもちゃの使い方大発見!!”などのコンテストやイベントを用意している」と、商談が主体だった従来のおもちゃショーとの違いをアピールした。

また、横浜市もこのイベントに合わせて6~8月の3ヵ月間、おもちゃ販売店を中心にレストランや百貨店、ホテルなどが参加して、スタンプラリーやチャリティオークションなどの参加型イベントを行なう“横浜おもちゃフェスタ”を開催する。

なお、コンテストの募集要項については公式ウェブサイトを参照いただきたい。

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