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アップルコンピュータ、新“eMac”を発表――9万9800円から

2003年05月06日 22時37分更新

文● 編集部

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アップルコンピュータ(株)は6日、家庭&教育市場向けのPowerPC G4を搭載したディスプレー一体型パソコン“eMac(イーマック)”の新ファミリーの販売を10日に開始すると発表した。ラインアップは、CD-ROMドライブ搭載モデル、コンボドライブ(DVD-ROM&CD-RW対応)搭載モデル、“SuperDrive”(DVD-R&CD-RW対応)搭載モデルの3種類(標準構成)。同社のオンラインストア“Apple Store”とiMacデモ展示販売店を通じて販売する。

新“eMac”
新“eMac”

新“eMac”は、PowerPC G4-1GHz/800MHz、カナダのATIテクノロジーズ社の『RADEON 7500』(32MBビデオメモリー)グラフィックスチップ、17インチフラットCRTディスプレー(1280×960ドット)を搭載する一体型パソコンの新モデル。インターフェースは、10/100BASE-T、USB 1.1×5、FireWire 400(IEEE1394)×2、V.92対応56kbpsモデムを搭載する。OSはMac OS X 10.2を搭載。アプリケーションとして、ワープロ/表計算/ドロー/ペイント/データベース/プレゼンテーションの統合ソフト『AppleWorks』のほか、デジタルフォトの管理&共有ソフト『iPhoto(アイフォト)』、デジタルミュージックライブラリー作成ソフト『iTunes(アイチューンズ)』、デジタルムービー編集ソフト『iMovie(アイムービー)』などの“iLifeアプリケーション”が標準で付属する(SuperDrive搭載モデルにはDVDオーサリングソフト『iDVD(アイディーヴィーディー)』も付属)。本体サイズは幅40.6×奥行き43.3×高さ40.6cm、重量は22.7kgで、従来製品と変わらない。

最上位モデルの『eMac SuperDriveモデル』は、CPUにPowerPC G4-1GHzを採用し、256MBのメモリー(SDRAM)、80GBのHDD(Ultra ATA対応)、DVD-R書き込み4倍速/CD-R書き込み16倍速/CD-RW書き換え8倍速/DVD読み出し8倍速/CD-R読み出し32倍速のSuperDriveを搭載する。価格は15万9800円。

『eMac コンボドライブモデル』は、SuperDriveモデルから、光ドライブをDVD読み出し8倍速/CD-R書き込み32倍速/CD-RW書き換え10倍速/CD-ROM読み出し32倍速のコンボドライブ、メモリーを128MB、HDDを60GBとしたモデル。価格は12万4800円。

『eMac CD-ROMドライブモデル』は、PowerPC G4-800MHz、32倍速CD-ROMドライブ、128MBのメモリー、40GBのHDDの構成のエントリーモデル。価格は9万9800円。

BTOオプションとアクセサリーとして、メモリー、IEEE 802.11g対応の無線LAN製品(AirMac Extremeベースステーション、AirMac Extremeカード)、米国仕様のキーボード、サポートサービス“AppleCare Protection Plan”などを用意する。

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