先月初めにサンプル版が姿を現したAOpen製“Apollo KT400A”マザー「AK77-400」。それから1カ月と意外に時間がかかった感はあるが、本日より販売が開始された。多機能版と省機能版の2つのバリエーションのうち、先行して登場したのは省機能版「AK77-400N」。
省機能版という事で空きパターンが目立つ | DDR333までなら最大容量は3GBだが、DDR400では2GBまでと制限がつく |
多機能版「AK77-400 Max」(サンプル版はこちらの仕様だった)に対し省かれたのはIEEE1394およびSerial ATAインターフェイスで、TI製“TSB43AB22”、Promise製“PDC20375”といったそれぞれのコントローラチップは搭載されず空きパターンとなっている。South Bridgeはサンプル版と同じく“VT8235”。
残ったオンボード機能は10/100base-TXイーサネット機能と5.1チャンネルオーディオで、拡張スロットはAGP(8X対応)×1、PCI×6、CNR×1、DIMM×3。動作確認の取れているDIMMモジュールはAOpenのウェブサイトで公開されている。同じくAOpenのウェブサイトによればFSBは最大191MHzまで1MHz刻みで設定可能とされている。価格はスーパーコムで1万1950円(完売)、クレバリー1号店で1万1980円、コムサテライト3号店で1万2000円、TSUKUMO eX.で1万2779円、DOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館で1万2780円。
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