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富士マグネディスクとミラクル・リナックスがLinux版アンチウイルスソフトで提携

2003年05月02日 21時29分更新

文● 編集部

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富士マグネディスク(株)とミラクル・リナックス(株)は、Linuxソリューションの充実とビジネス拡大を目的に、販売、マーケティング分野で協業すると発表した。

この協業に基づき、富士マグネディスクは、同社が販売しているLinuxサーバ用アンチウイルスソフト『アンチウイルス for Linux』シリーズを『MIRACLE LINUX』に対応させて提供する。

『アンチウイルス for Linux』は、(株)ギデオンが開発しているLinuxサーバ用のアンチウイルスソフト。メールサーバに組み込み、リアルタイムでウイルス検索を行なうほか、ファイルサーバ内にあるファイルに対するウイルススキャン機能などを持つ。通常のメールサーバ向けアンチウイルスソフトと異なり、独立したプロキシサーバとして稼働するのではなく、メールサーバ自体に組み込むことができるので、メールサーバのパフォーマンスを落とすことなくウイルスの検出を可能にするという。ウイルス検出エンジンは米F-Secureのものを使用している。

富士マグネディスクとミラクル・リナックスは、長期サポートや信頼性が評価されている『MIRACLE LINUX』と、『アンチウイルス for Linux』を組み合わせ、共同でセキュリティソリューションを提供するとしている。

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