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未来のエンジニア誕生なるか?――インテル小学生の“春休みPCスクール”を開催

2003年04月03日 00時00分更新

文● 遠竹智寿子

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インテル(株)は2日、東京本社において“春休みPCスクール”を開催した。同イベントは、同社の教育支援活動プログラムのひとつとして、都内小学生4年~6年を対象に毎春、夏休みに行なわれているもの。今回も一般公募の中から20名の小学生たちが参加した。参加は無料。インテルが世界規模で展開する教育支援の目的は、子どもたちの理数系離れを緩和し、未来の人材を育てようというものだが、PCスクールについては、どちらかと言えばパソコンをもっと楽しんでもらおうという趣旨らしい。

午前中の講義
10時:まずは、このPCスクールでは定番となっている、インテル・アーキテクチャ技術本部長阿部氏による講義で、CPUやマザーボードなどパソコンの基礎学習を学ぶ。クイズは難しくなかった様子

今回のテーマは、江戸開府400周年にあやかって“江戸時代の丸の内を見てみよう~お江戸・東京探検隊~”。担当スタッフは、子供たちが楽しみながらパソコンやインターネットに馴染めるよう、毎回ユニークなトピックを捻出している。全体の講師を務めるのは、インテル・アーキテクチャ技術本部本部長の阿部剛士氏。小学生にして、トップクラスのエンジニアから講義を受けてしまったわけだ。社内で募った社員ボランティアも数多く参加して、彼ら自身も心底楽しんでいた様子。 朝10時から夕方5時までの終日の長いプログラムだったが、子どもたちは最後まで楽しそうに春休みの一日を過ごしていた。

桜田門
13時:お江戸・東京探検へGO!4つのグループに分かれて江戸城、桜田門などを探索(あいにくの雨で残念)。研究用にデジカメを使った画像を撮影

参加した小学生たちがパソコンで作成した“かわら版”は、3日から17日まで、東京都千代田区丸の内の国際ビル1階のロビーに展示される。

午後は壁新聞作り
15時:本社に戻り、パソコンを使って、江戸時代のかわら版をモチーフにした壁新聞作り。1時間ほどでかわら版を作成してしまった

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