ヤフー(株)と(社)日本音楽著作権協会(JASRAC)は3日、インターネット上での音楽のインタラクティブ(双方向)配信に関する基本契約を締結したと発表した。
これは、著作隣接権などのJASRACが管理する著作権以外の権利に配慮したもので、ヤフーがJASRACに著作権使用料を支払うことにより、著作権者の権利を損なわずにインターネットユーザーが無料で音楽を楽しめるようにするというもの。これにより、音楽配信や歌詞の閲覧などの音楽関連サービスの拡充や、インターネット放送局などの新サービスの提供、インターネット広告との連動の模索などに、JASRACが管理する国内作品約110万曲、海外作品約500万曲、計約610万曲の音楽をベースとした新しい展開が可能となるとしている。
ヤフーは、今後、音楽配信や歌詞の閲覧サービスなどのインターネット上での音楽の無料利用に関連した取り組みが積極的に展開できるようになるとしている。