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AOpenから3.5インチHDDが搭載可能なノートPCベアボーンが登場!

2003年03月29日 22時56分更新

文● 増田

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「1945GV」
「1945GV」

 AOpenからデスクトップPCのパーツが使用できるノートPCベアボーン「1945GV」が登場した。今までにもASUSTeK「Degatto」ECS「DeskNote」などが発売されているが、今回の製品は前述の2製品(どちらもSiS製チップ使用)と異なりチップセットにIntel“i845GV”を搭載している。



背面 背面
この製品は通常の3.5インチサイズのHDDが搭載できるという背面にパラレル×1、シリアル×1、VGA×1、Ethernet×1、モデム×1
側面 前面
PCMCIAカードスロット×1、Memory Stickスロット×1、SD/MMCスロット×1なども装備する前面には24倍速CD-ROMのほかFDDを搭載する
携帯用ハンドル スタンド
本体上部に取り付けられた携帯用ハンドルで持ち運びが可能PCを使用する際のスタンドとして利用することも可能

 サイズが353.6(H)×300.5(D)×51.9(H)mmの1945GVは15インチ液晶ディスプレイを備え、ノートPCとしては見た目はかなり大きい印象を受ける。PCとして完成させるにはCPU、HDD、メモリ、OSが必要になるが、この手の製品でうれしいのはデスクトップPC用のパーツが使える点だ。CPUは“i845GV”を搭載しているため最新のHyper-Threading機能に対応したPentium 4が使え、さらにメーカーサイトによると既存のASUSTeKやECSのノートPCベアボーンがHDDに2.5インチしか搭載できなかったのに対し、この製品は通常の3.5インチサイズのものが搭載できるという。今となっては2.5インチサイズのHDDは簡単に購入できるのでそれほどのアドバンテージにはならないが、それでもデスクトップPCからの使い回しということを考えればいいかもしれない。メモリは2スロット用意され最大で1024MB搭載可能だが、残念ながら対応するメモリはDDR SO-DIMMになってしまう。こちらは、デスクトップPCからの流用というわけにはいかないので惜しいところだ。

 その他主な仕様はVGA、サウンド、IEEE1394、10/100Baseイーサネットなどを搭載。インターフェイスは背面にパラレル×1、シリアル×1、VGA×1、Ethernet×1、モデム×1となり左右側面にはそれぞれ各種オーディオ、AC電源用コネクタ、IEEE1394×1、USB 2.0×4などのほかPCMCIAカードスロット×1、Memory Stickスロット×1、SD/MMCスロット×1なども装備する。前面には24倍速CD-ROM、FDDを搭載するほか普段は収納されたいる「スーパーDJ」と呼ばれるオーディオ制御パネルなどもついている。なお重量は4kgとかなり重たいが、本体上部に取り付けられた携帯用ハンドルで持ち運びが可能となるほか、写真のようにPCを使用する際のスタンドとして利用することも可能だ。価格は高速電脳で7万4800円となっている。



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