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ジュピターテレコム、CATVインターネット“J-COM Broadband”で下り30Mbpsの試験サービスを開始

2003年03月24日 16時59分更新

文● 編集部

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(株)ジュピターテレコムは24日、CATVシステムを利用したインターネット接続サービス“J-COM Broadband”において、下りが30Mbpsのトライアルサービスを開始すると発表した。東京都のサービスエリアの一部で5月に実施する。これにより同社は、高速インターネット接続サービスの商用化のための技術検証を行なう。

回線速度は、上り2Mbps、下り30Mbpsで、ベストエフォート方式によりサービスを提供する。センターの設備とケーブルモデムには“DOCSIS 2.0”仕様の機器を利用する。DOCSISは、“Data Over Cable Service Interface Specification”の略で、CATVを利用してデータ通信を行なうための技術仕様の規格。DOCSIS 2.0では、“S-CDMA (Synchronous Code Division Multiple Access)”と“A-TDMA(Advanced frequency agile Time Division Multiple Access)”の2種類の変調方式を採用し、通信速度や耐障害性を高めたのが特徴。

対象となるエリアは東京都練馬区の一部。モニター数は500世帯。

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