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オリンパス光学工業、ICレコーダー“Voice-Trek”のフラッグシップモデル『DM-20』など2製品を発売

2003年03月19日 21時05分更新

文● 編集部

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オリンパス光学工業(株)は19日、ICレコーダー“Voice-Trek(ボイストレック)”の新製品として、128MBのメモリーを搭載し、最長44時間45分の音声録音が行なえる『Voice-Trek DM-20』と、64MBのメモリーを搭載した『Voice-Trek DM-10』の2製品を4月11日に発売すると発表した。価格はオープン。

『DM-20』 『DM-10』
『DM-20』『DM-10』

『Voice-Trek DM-20』は、Windows Media Audio(WMA)形式のステレオ録音と、WMA/MP3形式のステレオ音楽再生を行なえるICレコーダー。録音モードには“高音質録音(HQ)”“標準録音(SP)”“長時間録音(LP)”のほか、オプションのステレオマイクを利用してWMA形式で記録する“ステレオ高音質録音(SHQ)”を搭載し、SHQモードで約4時間20分、LPモードでは約44時間45分の録音が可能。フォルダー数は5個で、フォルダあたり最大199件録音できる(計995件)。再生機能は、連続再生や、設定した秒数だけ戻って再生する“少し前再生”、リピート再生、音程を変えずに再生スピードを変える“早聞き、遅聞き再生”などを搭載する。

録音機能だけでなく、音楽再生機能を強化したのも特徴で、WMA/MP3の音楽ファイルを48kbpsのビットレートで最長5時間40分(160kbpsで1時間40分)記録でき、手元で操作できるようにモノラルマイク内蔵リモコンが付属する(リモコンにはイヤホン端子も装備する)。また、音楽の臨場感を高める米SRS Labs社の音響技術“WOW”を搭載しており、再生するソースによってサラウンド効果(SRS 3D)とバス効果(TruBass)を4段階に調整できる。3段階でレベル切り替えできるノイズキャンセル機能も搭載する。

リモコンとクレードルが付属
リモコンやUSBクレードルが同梱される

インターフェースはUSBを採用しており、付属のUSBケーブル/データ転送用USBクレードルとユーティリティーソフト『DSS Player』(Windows/Mac OS対応)を利用したパソコンとのデータ転送や、DM-20に保存されている音楽ファイルの再生曲順の変更も可能。また、USBマスストレージクラスに対応しており、パソコンの外部記録装置として利用することもできる。対応機種は、PC/AT互換機、Macintosh(USB搭載のiMAC、iBOOK、PowerMac G3/G4、PowerBook)。対応OSは、Windows 98/98 SE/Me/2000 Professional/XP、Mac OS 9.0~9.2.2、Mac OS X 10.1~10.2.4。

電源は単4形アルカリ電池2本で、約16時間の音声録音/約9時間の音声再生/約8時間の音楽再生が可能(同社試験法による)。本体は金属製ボディーを採用し、色は“シルバーメタリック”。本体サイズは幅39.5×奥行き15×高さ109.5mm、重量は85g(アルカリ乾電池含む)。ステレオイヤホンと専用ケースが付属する。オプションとして、ステレオマイク『ME50S』を4月中旬に、単4形ニッケル水素充電池とニッケル水素充電器セットを6月に発売する予定。

『DM-10』は、搭載するメモリーが64MBのモデルで、本体カラーには“チタングレーメタリック”を採用。録音モードがSHQで約2時間10分、LPで約22時間20分の録音が可能。音楽はビットレートが160kbpsで50分、48kbpsで2時間50分記録できる。それ以外の基本仕様は同等となる

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