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NECビューテクノロジー、輝度が6000ANSIルーメンで9000時間連続使用できる液晶プロジェクター『GT5000』を発売

2003年03月18日 21時26分更新

文● 編集部

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NECビューテクノロジー(株)は18日、ランプ2灯式を採用し、輝度が最大6000ANSIルーメン、連続使用時間が最大9000時間の液晶プロジェクター『GT5000』を20日に発売すると発表した。価格は180万円。併せて、輝度が最大5300ANSIルーメンの液晶プロジェクター『GT6000』を6月中旬に発売する予定と発表。価格は250万円。両製品ともにレンズは別売となる。

『GT5000』『GT5000』

『GT5000/6000』は、三原色液晶シャッター投映方式を採用したシステム用途向けの液晶プロジェクター。新開発のマイクロレンズアレイ(MLA)付き1.4インチポリシリコンTFT液晶パネルと275ワット(標準)DCランプの2灯式を採用する。

GT5000は1024×768ドットの液晶パネル×3枚を搭載し、輝度は最大6000ANSIルーメン(GT20ZL使用時)。GT6000は1400×1050ドットの液晶パネル×3枚を搭載し、輝度は最大5300ANSIルーメン(同)。最大2台のスタック投映も可能で、その場合の輝度はGT5000が最大1万2000ANSIルーメン、GT6000が最大1万600ANSIルーメン。両製品ともに、最大表示解像度は1600×1200ドット(Advanced AccuBlend対応)、1677万色表示に対応する。コントラスト比は700:1。スクリーンサイズは40~500インチ、投映距離は0.8~49.7m。2灯式のランプは、2灯/1灯/省エネモードから選択でき、長寿命ランプの使用で最大9000時間の連続使用が可能となる。

1つのランプに寿命がきても、もう1つのランプに自動的に切り替える機能、縦台形補正±40度/横台形補正±30度の台形歪補正機能、立体的な歪みを補正する機能、円筒形/球面スクリーンへもスクエアな画面の投写が可能な拡張機能、“電動ズーム・フォーカス機能”、投影画面の上下左右への位置調整を本体の位置を変えずに行なえる“電動レンズシフト機能”、入力信号ごとにレンズ位置を記憶する機能などを搭載する。

システム制御は、RS-232C、USB、リンクモード、有線LAN接続で可能なほか、PCカードスロット(Type II)にオプションの無線LANカード(SWL-2100-NJ)を装着することでも可能となる。BNC、DVI-D、アナログRGB、コンポーネント、Sビデオ、コンポジットなどの入力信号や、BS放送のハイビジョン規格(D1~D5)に対応する。さらにSDI、RGBのオプションカードの装着が可能なオプションスロット×2を装備する。

本体サイズは幅518×奥行き548×高さ243mm(突起部・脚部を含まない)、重量は18.4kg(レンズを含まない)。5ワット+5ワットのステレオスピーカーを内蔵する。電源はAC100ボルト。消費電力は800ワット。

なお、会議室から講堂、ホール、イベント会場まで、設置場所に応じて選択できるオプションレンズとして、中焦点ズームレンズ『GT20ZL』を20日に、短焦点ズームレンズ『GT13ZLB』、中焦点ズームレンズ『GT24ZLB』、長焦点ズームレンズ『GT34ZLB』を4月10日に、短焦点固定レンズ『GT10RLB』を6月中旬に発売する。価格はGT20ZLが15万円、そのほかは各25万円。交換用ランプ(標準:275ワット)『GT60LP』、交換用ランプ(長寿命:160ワット)『GT60LPS』、天井用取付けユニット『GT60CM』も3月20日に発売する。価格は各6万円。

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