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EP-4PEA+/GA-8PE667 Ultra2

EP-4PEA+/GA-8PE667 Ultra2

2003年03月18日 00時00分更新

文● 松本 俊哉

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EP-4PEA+/GA-8PE667 Ultra2

Epox/マスタードシード、Gigabyte/日本ギガバイト

実売2万円前後(EP-4PEA+)
実売2万円前後(GA-8PE667 Ultra2)

詳細なクロック設定とわかりやすいエラー表示が魅力
――Epox EP-4PEA+

EP-4PEA+
写真1 幅広いクロック/電圧設定を持ち、オーバークロックを試すには好適のマザーに仕上がっている。
マザーボードのスペックを読む
【春の集中“自作”講座】「マザーボードのスペックを読む」。写真をクリックすると当該ニュースに移動します。

 「EP-4PEA+」は、EpoxマザーではすっかりおなじみになったPOSTコード表示機能を搭載し、LEDで表示される数字によって、起動時にどのプロセスが失敗したのかを追及しやすくなっている。この機能を生かすべく、90~200MHzの間を1MHz刻みで変えられるFSBや、FSBと非同期で変更できるAGP/PCIクロック、CPUコア/メモリ/AGP電圧など、実に細かいオーバークロック設定を持っている。



POSTパネル
写真2 オーバークロック設定で起動に失敗した場合、表示されるPOSTコードを見れば、どの段階に無理があったのかを知ることができる。

 オンボードのフィーチャーとして、シリアルATAに「STALinkSil3112」、UltraATA/133 RAIDに「HPT372N」、IEEE1394に「TSB43AB22A」を搭載している。電源を投入すると、チップセット上のファンがLEDで青く光るというギミックも、なかなか面白い。

EP-4PEA+の主なスペック
製品名 EP-4PEA+
チップセット(North/South Bridge) Intel 82845PE MCH/ICH4
メモリソケット DDR DIMM×3(最大2GB)
拡張スロット AGP×1、PCI×5
FSBクロック 90~200MHz(1MHz刻み、BIOS)
メモリクロック FSB100MHz設定時 FSB:メモリ/1:1、3:4
FSB133MHz設定時 FSB:メモリ/1:1、4:5(BIOS)
CPUコア電圧 -0.1V~デフォルト~+0.35V(最大1.875V、0.025V刻み、BIOS)
DIMM電圧 デフォルト~+0.7V(0.1V刻み、BIOS)
ボードサイズ 305(H)×245(W)mm

装備、付属品とも満載のi845PEマザーの最強モデル
――Gigabyte GA-8PE667 Ultra2

GA-8PE667 Ultra2
写真3 電源やリセットボタンなど、フロントパネル用のコネクタは色分けされ、結線時にわかりやすい。

 パッケージを開けるとその付属品の多さに驚かされるGigabyteの「GA-8PE667 Ultra2」。特に興味深いのは、オンボードのSilicon Image「SATALink Sil3112」によって提供されるシリアルATA機能で、ケーブルをケース背面から引き出して、HDDを外付けで接続するためのブラケットが付属している。このほか、USB、IEEE1394、5.1ch&デジタル音声出力用ブラケットも同梱される。

シリアルATA
写真4 シリアルATAのインターフェイスをケースの外に引き出すためのブラケットがパッケージに付属する。電源も内部から供給できる。

 Gigabit Ethernet用にIntel「82540EM」、UltraATA/133のRAIDにPromise「PDC20276」、5.1chサウンドにRealtek「ALC650」のコントローラをそれぞれ搭載し、i845PEマザーとしては、今回紹介した製品の中で最も豊富な機能を誇る豪華マザーだ。

GA-8PE667 Ultra2の主なスペック
製品名 GA-8PE667 Ultra2
チップセット(North/South Bridge) Intel 82845PE MCH/ICH4
メモリソケット DDR DIMM×3(最大2GB)
拡張スロット AGP×1、PCI×6、CNR×1(PCIと共用)
FSBクロック 100~355MHz(1MHz刻み、BIOS)
メモリクロック FSB100MHz設定時 FSB:メモリ/1:1、3:4
FSB133MHz設定時 FSB:メモリ/1:1、4:5(BIOS)
CPUコア電圧 デフォルト~+0.225V(最大1.850V、0.025V刻み、BIOS)
DIMM電圧 デフォルト~+0.1V、+0.2V(BIOS)
ボードサイズ 305(H)×244(W)mm

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